ほのぼのエピソード

2012-02-14 vol.486

笑えて泣ける日常系ホッコリ話!函館ほのぼのし過ぎっしょ!

日常生活の中で出会うほのぼのとした風景…。それは、普段はついつい忘れがちな小さな幸せや、生きていることへの感謝の気持ちを思い出させてくれる瞬間です。今回もまた、編集室にはたくさんのメッセージが寄せられました。ハガキという小さなスペースに刻み込まれた珠玉の言葉の数々の中からほんの一部ではありますが、特集に綴りました。バレンタインデーは愛がたっぷりの7章の物語で、心も体も温めてください。

笑えて泣ける日常系ホッコリ話!函館ほのぼのし過ぎっしょ!

ほのぼのした風景

記念樹が実をつけた

今から9年前、娘の看護学校合格の時に、記念樹として植えたサクランボの木に今年初めて、1粒、実をつけ赤くなり、とても嬉しかったです。実は主人が食べて「うまい!!」とひとこと。娘は29才になりました。
(山の手3丁目、A・Y)

もらい泣き…!!

アパートの下の階のおばあちゃん(独り暮らし)を大沼へドライブに連れて行ったら、20年振りとか…。とても感激して涙を流して喜んでくれました。私も感激してもらい泣き…!!
(亀田港町、M・S)

ロビーの掲示板

昨年、マンション住まいだった時、行きたくて購入していたクラシックのコンサート当日、急に都合がつかなくなり、もったいないの一心でロビーの掲示板に、「ご都合のつく方、お使いください」と貼っておきました。翌日、なにげなく掲示板を見ると、「チケットをくださった方へ…。コンサートに行かせていただいてありがとうございました。素晴らしい演奏に感動しました」と手紙がありました。私も一緒に行けたのと同じ気持ちになり、何日も幸せな日々でした。喜んで使っていただけた嬉しさと、それをわざわざ伝えてくださったやさしい気持ちに、今でもほっこりします。
(ペンネーム、ねこがほしい!)

世の中まだ捨てたもんじゃない

夏の頃だったと思いますが、スーパーでどこかの奥さんが「玉子忘れてましたよ〜」と小さな子を連れた若いお父さんを追いかけて手渡ししていました。世の中まだ捨てたもんじゃないなと思いました。
(中道2丁目、M・H)

ジングルベル

認知症の祖母が、誰かが教えたわけでもないのに、最近ジングルベルの鼻歌を歌っていた事がとてもうれしかった。
(中島町、M・S)

函館に住んでいることが不思議

今から15年前、関東の大学に通っていた頃、彼氏と函館旅行に来ました。金森倉庫や函館山、立待岬など観光してまわりました。その彼が今現在の主人です。まさか結婚して2人で函館に住んでいることが不思議でなりません。金森のクリスマスツリーを見るたびに当時のことをなつかしく思い出します。
(ペンネーム、Y・T)

とても、カッコ良く見えた…

今時の高校生が3人で道をふさいで歩いていたので、なかなか通れなかったけど、気づいた子が、ニコッとして頭を下げてゆずってくれた。とても、カッコ良く見えた。
(梁川町、J・Y)

見ていてほのぼの

先日、お年寄夫婦が郵便局で何やらもめていた。「ほんとうにじいさんは…」「いやいやばあさんだって…」。なんか見ていてほのぼのした。当人同士は真面目に話しているのですが、周りは仲が良いナァ〜とホンワリしました。
(西旭岡2丁目、H・N)

心も体もポカポカ…

バス停で待っている甥っ子

今年小学1年生になったかわいい甥っ子は、私がバスで遊びに行くといつも1人でむかえに来てくれます。寒い日も暑い日もバス停でその姿をみつけるたび涙が出そうになります。心ほんわかあたたかくなるんですヨ!
(弁天町、M・S)

実は、優しかった

コンビニに行った時、入ろうとしたら金髪の無愛想な兄ちゃんが出て来て、なにも言わずにドアをあけててくれた。実は、優しかったんだなって心が暖まりました。
(ペンネーム、ルキたん)

フワフワの半天

1年前、45年振りに函館に戻り住んでいます。冬は寒いなーと思っていたら、弟が綿の入ったフワフワの半天贈ってくれました。着る前から、身体も心もポカポカです。
(松陰町、Y・I)

面白エピソード

スカートが…

クリスマスの時期に、ディズニーランドへ行った時のこと! 昼のパレードが始まり、ミッキーが近づいて来るごとに、歓声が盛り上がり、私はビデオを持って、立ち上がりました。その時です! 鍵ホックが外れ、スカートが下がってしまったのです。私自身、何も気づかずビデオをとり続けていました。隣にいた主人が慌て、スカートをあげてくれましたが、周りの方達も、ミッキーに気をとられて気づかなかったようです…。ディズニーランドで大したパフォーマンスをしてきました。若い人なら、見たのかも知れないけど…アハハ〜。それでも、可愛いペチコートはいてたから良かったけど…一生忘れない、面白い出来事(失礼しました!)。
(ペンネーム、おけいちゃん)

安いヨ、200円だって!!

昔々、上野動物園に行った時の事。「○○ちゃん、安いヨ、200円だって!!」と、彼。よく見ると「上野zoo」の看板が…。ズーのアルファベットを200と読んだ彼は、今の主人です(笑)。
(日吉町3丁目、S・Y)

母はどこに行ったんだろう

母と父がケンカして母が家を出ていき、父と2人で落ち込んでいると、母から自分宛にメールが来ました。内容は「突然いなくなってごめんね。母さん頭を冷やそうと思います。しばらくフランスのロンドンへ渡米します。」と書かれていました。母はどこに行ったんだろうと考えると笑ってしまいました。
(ペンネーム、ねこのひと)

忘れられない思い出

最後のクリスマスプレゼント

主人が亡くなってから3年が経ち、その前のクリスマスに、主人がサンタの帽子をかぶり、「玄関に何か届いてるよ!」と言って、見たら発泡スチロールの箱が置いてあり、開けてみたら大きなタラバガニで、私が食べてる側で、「おかあさんが美味しそうに食べてるのを見てるだけで、幸福だわ」と。それが主人からの最後のクリスマスプレゼントでした。
(松川町、E・S)

誕生日の思い出

今から40年以上も前の話です。子どもの頃、家も貧しく、子どもの誕生日であってもケーキを買うことのできなかった母が、「お誕生日、おめでとう」と言って、私にさし出してくれたのは、少し大きめのお皿にのった、りんごとみかんと柿でした。少しでも喜ばせようと、3種類のくだもACのをお皿にのせて出してくれた母の優しさに今でも胸があつくなります。
(湯川町3丁目、A・H)

14年たった今年も…

結婚前に妻からもらったクリスマスプレゼント。その靴は14年たった今年もはいています。イイ靴は長持ちするものですね。
(桔梗町、K・Y)

母の暖かさ

私が地方に住んだとき、母が毎月息子の服などを送ってきてくれました。そのとき母の暖かさを感じました。
(ペンネーム、るっちー)

ひろってくれた誰かさんに感動

冬になると、思い出すのが、小学3年生のころ、学校帰りに手袋を落としてしまい、心当たりのあった学校のグラウンドに夜1人でライト片手におそるおそるさがしに行ったところ、木の枝に引っかけてあってすごくうれしくて、ひろってくれた誰かさんにすごく感動した事を覚えています。
(高松町、N・T)

〝走れる〟母

私の母は重量級。走っている姿なんてみたことがありません。でも私が小さかった時のこと。スキー場でそりで滑っていると、バランスをくずして曲がってしまい木にぶつかりそうになりました。その時です。母が猛ダッシュで走ってきて、そりを止めてくれました。こんなすごい母を初めてみました。いつもはゴロゴロばかりしていても、私が危険な時は〝走れる〟母です。
(美原2丁目、S・F)

クリスマス時期になると思い出す

何年か前のクリスマス。当時つきあっていた彼のお父さんへ、手あみのマフラーをプレゼント。いつもはブランドものを格好よく身につけている方なのに、その日以来、会う時はいつも私のプレゼントしたマフラーをしてくれていました。クリスマス時期になるとふと思い出します。
(元町、K・O)

かわいいアイドル

プレゼントのお願い

街で小さな子供がティッシュ配りのサンタさんにクリスマスプレゼントのお願いをしてる姿を見かけ、思わずクスッと笑みがこぼれ、久しぶりにほのぼのとした優しい気持ちになれました。
(北斗市七重浜、M・T)

怪獣弁当?

先日の夕方、帰宅途中、車窓から見た五稜郭公園のお堀がライトアップされ、とてもキレイだったので帰宅後、子供達に「御飯食べたら公園にさんぽ行こっかー?」と提案したら、3歳の次男が「ねぇ〜怪獣弁当もっていこうよ〜!」とはりきって言いました。何回も聞き返しても「怪獣弁当」と言い続ける次男です。数分後、やっと理解できました。「怪獣弁当」ではなく懐中電灯だったのです!!
(本通1丁目、C・Y)

息子がまだお腹にいたころ

1才9ヶ月の息子がまだお腹にいたころ、夫が夜中、「頭が割れるように痛い」と苦しみだしました。不安でしょうがなかった私…。その時はじめて胎動を感じたのです!! 「この子が励ましてくれてる!」と涙が出ました。その時は〝ほのぼの〟なんてものではありませんでしたが、結局夫も何も異常なく、思い返せばいい思い出になっています。
(五稜郭町、M・K)

「おはようございます」

私が朝、犬の散歩中にすれちがう小学生がいつも「おはようございます」とあいさつをしてくれます。
(北斗市七重浜、C・F)

「みんな一緒だよ」

先日、5歳の子供と夕食の材料を買いに歩いて近くのスーパーへ行きました。帰りには、小雪が降ってきました。牛乳など買ったため私は重い荷物を持って足早に歩いて、子供にも「早く歩こう」と言って歩いていました。重たい荷物と寒さでつい、「疲れたー」と、つぶやいたら、子供が、「寒いのも、疲れるのも、みんな一緒だよ」と、いつもは私から子供の手を引いて歩くのに、子供から手を握ってくれて、うす暗い帰り道が、暖かく心も体もポカポカに家路に着くことが出来ました♥
(ペンネーム、N子)

悪者のダンナを…

わが家は単身赴任。娘が2歳頃、超肩こりの私は、帰ってきたダンナに肩をもんでもらっていました。「痛タタタ…、ヒエ〜、いだい〜」とさけんでいたら、となりの部屋にいた娘が走ってきて、全力でダンナをたたきだしたのです。「?!」娘は私がイジメられていると思ったらしく、悪者のダンナ(笑)をやっつけてくれていたのです。大笑いしましたが、うれしくて涙が出そうでした。
(富岡町2丁目、J・A)

本物のダイヤモンドより嬉しかった

息子が寒い雪の中、外へ行き、「お母さんにプレゼント」と氷のかたまりを作って宝石をあげるとくれました。本当のダイヤモンドより嬉しかったです。キラキラしてきれいでした。とけるので外に置きました。
(北美原2丁目、K・T)

仲間がいるから…

歌声サークル

今年、定年後何かしなければと思い歌声サークルを立ち上げました。毎年1〜2回の練習でしたが道南歌声祭典にも出る事ができ、新たなスタートとなりました。来年、再来年の目標を皆で話し合い、又来年1月よりレッスンする事を確認。80才を筆頭にパワフルメンバーは、歌う事が大好きと集まって来ました。現在17人です。今年は30人にしようと頑張って行こうと思います。
(湯浜町、E・T)

若い頃に戻り大はしゃぎ

今年の夏、水泳仲間でグリーンピアのコテージに泊まりました。パークゴルフ、水泳、自炊、みんなで若い頃に戻り大はしゃぎ。来年も健康でまた第2回もやれたらいいな。
(ペンネーム、ビビ)

伝えたい感謝の気持ち

知らぬまに、誰かが…

母と二人暮らしですが、以前母が1人で居た時に手をケガしました。その時の冬に、知らぬまに誰かが、家の前の雪かきをして下さっていました。冬になると思い出します。ありがたかったです。
(人見町、R・K)

クリスマスプレゼント

クリスマスはやはりプレゼントが多いので、いつも何か役立つことを考えてます。主人は私を1日のんびりさせてくれるというプレゼントをするというのです。とても助かるので嬉しいHotな幸せだぁ。
(高丘町、K・M)

いつか恩返しをしたい

思い出に残るほのぼのエピソードは、この間、私の誕生日に、父がサプライズで日本酒を送ってくれました。私は大学4年生で親元を離れて一人暮らしなのですが、無口になった父が、私に送ってくれました。驚いたと同時にうれしさがこみあげてきました。その父なのですが、私が大事な試験に落ちた時には、電話で、「努力は必ず報われるんだから、今は精一杯努力しなさい!」と言ってくれました。何もやる気がおきなかったのですが、その一言でガツンときて、やる気がおき、親の一言ってすごいなと思いました。いつか両親にこの私を育ててくれた恩返しをしたいです。
(港町3丁目、S・T)

一生の宝物

娘が初めてアルバイトをしたお金で、誕生日にプレゼントをくれました。私がほしかった本なのですが、買わないでいました。それを知っていたのか、誕生日の夜に照れくさそうに渡してくれました。一生の宝物です。その気持ちが、何より嬉しかったです。
(美原3丁目、Y・A)

子供達の成長を感じた一瞬

子供達(高2、中1)が、「お年玉で1人2万円ずつ出すから、テレビ買おう」と言ってくれたんですが、突然でびっくりしたのと、うれしいやら、ありがたいやら…でも、うれしかった方が強く、いろんな意味で子供達の成長を感じた一瞬でした。その気持ちだけ、ありがたくいただきました!
(湯川町3丁目、S・H)

父と母に感謝

今から37年前、父が初めて、インスタントコーヒーにミルクと砂糖を入れて作ってくれました。部屋中に広がるコーヒーの香りが良くて、「おいしい♪」と思って飲みました。今でもその時の香りを想い出します。父も74才になりました。元気でいてくれてとってもうれしいです。あらためて、父と母に感謝です。ありがとう♪
(本通4丁目、K・T)

犬も家族

先日、私が体調が悪くなり、動けなくなり熱も上がり、妻を呼ぶ事も出来ず意識もなくなってきた時、10才になる犬が、私の異常に気づき、大声で妻を呼びまして、救急車で病院に行き、犬に助けられました! 犬も家族。本当に感謝しました!
(宮前町、K・T)

我家のお姑さん遺産

5年ぶりに主人の母から教えてもらった赤かぶを今年は漬けました。美味しく出来て、お酒が進みます。漬物、赤飯、いか飯などいろいろ手ほどきを受け、我家のお姑さん遺産です。天国のお母さん、ありがとう。
(ペンネーム、長男の嫁です)