伝統的建造物の雑貨屋さん
和雑貨いろは
西部地区といえば、和洋折衷建築の歴史的建造物が立ち並ぶ観光名所。『和雑貨いろは』は、明治41年に建てられた海産問屋の1階を利用した趣のある店。時間を忘れてしまいそうなほど心地よい同店には観光客はもちろん、地元の人も数多く訪れるそう。食器類や文房具なども数多い中でも人気なのは「手ぬぐい」(800円~)。使い勝手が良いのはもちろん、壁に掛けてもオシャレで、お土産にも喜ばれているそうです。また、宮沢賢治の童話のイラストを描いた版画家の佐藤国男さんのポストカードや時計、オーダーメイド出来る表札などもオススメ。
営業時間は午前10時~午後7時。無休(1月~4月は月曜日定休)。駐車場有。
●末広町14-2
Tel:27-7600
昭和初期の雰囲気に浸ってみては…
大正湯
大正3年創業の『大正湯』は、昭和2年に建てられた現在の建物が函館市景観形成指定建築物に指定されており、観光客も数多く訪れています。銭湯には珍しい洋館造りのピンクの建物が印象的ですが、1歩中へ入ると昔懐かしい番台や木の下駄箱など風情を感じます。天井が高く開放的な浴室とレトロ雰囲気を味わいながら、お花見帰りに癒される時間を過ごしてみてはいかが…。貸し出し用のタオルと石鹸があるので、お散歩がてら立ち寄るのもいいですね。大人420円、中人(6〜12歳)140円、小人(6歳未満)70円。入浴券(11枚)4200円。
営業時間は午後3時〜午後9時(毎週日曜日は午後8時まで)。毎週月・金曜日定休。
●弥生町14-9
Tel:22-8231
創業明治16年、函館最古の豆腐店
佐々木豆腐店
宝来町・あさり坂にある『佐々木豆腐店』の創業は明治16年。木綿ごし豆腐一筋に100年以上続く函館で最も古い老舗豆腐店として知られている。絹ごしと木綿ごしの中間のような柔らかさが特徴。昔からの近所の常連客はもとより、味の評判を聞きつけて市内各地から買いに来る人も多いという。「豆腐」(180円)、「油揚げ」(190円)のほか、水曜日限定で「寄せ豆腐」(200円)も販売している。長年、この界隈の時の流れを見守ってきた店舗で元気に明るくお客さんに接する若い5代目店主ご夫婦の姿に、ひとつのことを長年貫くことのかけがえのなさを感じた。
営業時間は午前7時30分〜午後6時。毎週日曜日定休。
●宝来町4-10
Tel:22-6732
大人らしい、贅沢なひと時を…
JBハウス
穏やかさや落ち着きを表す「大人しい」という言葉には本来、「大人らしい」という意味があったという…。函館公園近くにある『JBハウス』は、「スペシャルティコーヒー」という高品質のコーヒーと、オーナー厳選のシングルモルトウイスキーが自慢の店。昼下がりに柔らかな日差しが差し込む店内には、心地よい音量でジャズが流れる。そんな空間で心静かに過ごすひと時…きっとそういうものを、大人らしい贅沢な時間の使い方というのではないだろうか。コーヒーは「タイプⅠ」(460円)、「タイプⅡ」(480円)。シングルモルトは1杯700円〜。
営業時間は午前11時30分〜午後9時。毎週月曜日定休。駐車場有。
●青柳町19-4
Tel:27-1536
http://www7.plala.or.jp/JBHOUSE/
美しい景色とレトロなおもちゃがお出迎え
カフェ フラフープ
昭和の香り漂う懐かしいおもちゃが出迎えてくれるのは『カフェ フラフープ』。駄菓子屋さんをイメージした1階のカフェスペースに並んでいるのは、1980年代のブリキのおもちゃが中心。飲食すると見学できる2階のおもちゃミュージアムには、店主が25〜26年かけて集めた1960〜1970年代のおもちゃを中心に、文具やレコードなど懐かしい物が勢ぞろい。店内から見える景色も魅力のひとつです。注文を受けてから豆を挽き、丁寧に煎れられた「コーヒー」(380円)と北海道産の食材にこだわった「本日のケーキ」(280円)で、お花見帰りのひとときを過ごしてみてはいかがですか。
営業時間は午前11時〜午後6時。不定休。駐車場有。
●元町9-11
Tel:87-0488
八幡坂の「ほっと」スポット
select coffee shop peacepiece(ピースピース)
CMやドラマのロケ地として有名な、八幡坂沿いに位置する『peacepiece(ピースピース)』は、美味しいコーヒーとゆっくりした時間を楽しめるカフェ。大正時代に銀行として建てられた一部をそのまま使っている同店は、あたたかさと無骨さが入り混じる独特の雰囲気の内装。ネル(布)で時間をかけて抽出されるネルドリップ式のコーヒー(9種類、各600円)は、豆本来の苦味やコクを存分に楽しめます。写真のワッフル(400円)は土日限定で、サクサク感と濃厚な風味が人気のリエージュタイプ。散歩の休憩や読書など多彩に楽しめるオトナのカフェへぜひどうぞ。
営業時間は正午~午後9時(日曜日は午後6時まで)。毎週金曜日定休。
●末広町18-12
Tel:22-5500
ハンドメイドの革製品に注目
OZIO design(オジオデザイン)
五島軒本店向かいに位置する『OZIO(オジオ)デザイン』は、ハンドメイドの革製品を中心にラインナップする、今注目のお店。学生時代に染物やデザインを学び、卒業後は東京で革職人として修行したという経歴を持つ同店のオーナーデザイナーの永嶺康紀さんが創る革製品は、どれも独創的でかわいらしく愛着の湧くものばかり。そして、ハンドメイドの革製品と聞くと高そうなイメージを持ちますが、写真のフラミンゴ柄のバッグは18900円、ペンケースとしても使えるメガネケースは8190円、内側の柄がオシャレな名刺入れは7140円と手の届く範囲なのも嬉しい。自分へのご褒美や、贈り物にいかが。
営業時間は午前11時~午後7時。夏期無休。
●元町29-14
Tel:23-1773
桜と寿司で春を満喫!
谷地頭 弁天寿司
函館八幡宮の大きな鳥居のすぐそばにある『弁天寿司』は「ミシュランガイド北海道」にも掲載されたお店。おすすめの「特上握り」は1人前2000円。ちょうどよい大きさの握りは、ひと手間かけた厚めのネタとフワっと広がるシャリが絶妙です。穴子や鯖なども人気が高く、太巻き(1000円)や中巻き(900円)もおすすめ。お持ち帰り用にもしてもらえるので、桜の下でお花見しながら食べるのもいいですね。5月いっぱいまでの間「特上握り」を注文すると「青ぽみた」で握り2貫を特別にサービス(アワビ、ウニ以外の好きなネタを選べます)。桜と寿司で日本の春を満喫してみてはいかがですか…。
営業時間は正午~午後10時。毎週木曜日定休。
●谷地頭町8-10
Tel:22-6913
ふんわりスフレが人気
金のこころ
ベイエリアに昨年オープンした『金のこころ』は、北海道産の素材にこだわったスイーツを提供する洋菓子店。
人気はしっとり、ふんわりとした食感と、ドーム型の可愛らしい見た目が特徴のチーズスフレケーキ「金のスフレ」と、そのチョコレート味の「銀のスフレ」(各1カット280円、ホールSサイズ525円〜)。
この春には「金のスフレ」の中にマスカルポーネのレアチーズを入れた「スフレ・ドール」(=写真上、1カット350円、12センチホール1380円)と「金のどらやきシフォン」(150円)が新登場。
イートインスペースもあります。ドリンクはコーヒー250円〜。
営業時間は午前10時〜午後7時。不定休。駐車場有。
●末広町16-13
Tel:27-3153
函館を一望できる人気レストラン
パノラミック
高台からの眺望と厳選素材で作る本格フレンチが評判の『パノラミック』は、昼はガラス張りの開放的な空間、夜は一転、しっとりとした雰囲気の中で食事が楽しめる人気のお店。
4月30日〜5月いっぱいは、おすすめランチとして「魚貝のパイケース詰めソース・ナンチュア」(サラダ、スープ、パン、デザート付、1250円)を提供します。5月19日まで、このランチを注文の際に、「青ぽ見た」と言うとデザート単品が盛り合わせになります。昼はコーヒー、紅茶がおかわり自由。
営業時間は午前11時30分〜午後2時30分(LO)、午後5時30分〜午後9時(LO)。毎週水曜日定休。駐車場有。
●青柳町10-3 ロイヤルシティ弐番館
Tel:26-8682