【春の大沼】本紙記者が行く…ぶらり日帰り旅
大沼ガロ・ハーブガーデン
大沼に珍しいジャムがあるとの噂をご存じ? それがここ、ハーブや西洋野菜の栽培をして、加工もしている『大沼ガロ・ハーブガーデン』です。
イチゴやリンゴ、キウイといった果物のほか、ルバーブ、マルメロ、トマト、といった変り種もあります。
バジルペーストはホテルやレストランで主に使用されているそう。各種ジャムは季節によって種類もいろいろで、315円〜。ハーブティーや佃煮も有。加工品販売所は大きな水車が目印。
営業時間は午前9時〜午後5時。無休。
●七飯町字上軍川1073-2
Tel:67-2841
山田農場チーズ工房
自宅からチーズ工房、さらには牧舎までを手作りしたという『山田農場チーズ工房』は山の斜面にあり、大沼の自然にとけ込み、絵本の中の牧場のよう。農場の春は出産の季節。産まれて2週間の山羊の赤ちゃんに会いました。一時もじっとしていない赤ちゃん山羊はもう髭があります。
春から秋まで農場の山に牛や山羊を放牧し、季節によって変化する草木を食べて育った山羊や牛のミルクからチーズを作っています。チーズの味も季節によって変わるといいます。春は山羊のフレッシュタイプのチーズがおすすめ。チーズのほかに、「ミルクジャム」100g450円、「ホエイ石鹸」は10g40円で量り売りです。
営業時間は午前10時〜午後5時。毎週金曜日定休。
●亀田郡七飯町上軍川900-1
Tel:67-2133
政田農園
駒ヶ岳の麓で農業を営む『政田農園』の野菜は、ジャガイモ、カボチャ、トウモロコシ、枝豆など全部で100種類を超えます。ちなみに、写真の紫のジャガイモは「シャドウクイーン」といい、甘みとアントシアニンのブルーが特徴。畑の前の直売所で販売している野菜はルバーブやコリンキーなど新しい野菜も多く、すぐに食べられるように作った「サラダセット」も好評。5月5日午前11時〜午後3時には子どもの日を記念して「ジャガイモの塩煮」を無料サービスします。なお、野菜がそろうのは6月中旬頃から。
●森町字赤井川409-2
Tel:01374-5-2166
函館大沼プリンスホテル
「プリンスパン工房」の販売が『函館大沼プリンスホテル』内に変わり、便利になりました。「がごめ昆布パン」(小3個入180円、大1個250円)は話題の今金産小麦粉「春よ恋」と「ふっくりんこ」の米粉を使用し、ふわっとモチモチの食感。「スペシャルブレッド」(1000円)は、山川牛乳のジャージー乳と北乳の練乳入りで味わい深くコクたっぷり。焼きたてパンがすべてそろうのは午前11時〜午前11時30分頃。お目当てのパンお求めはお早めに! 確実購入には、前日までに電話予約するのがオススメ。
●七飯町西大沼温泉
Tel:67-1111
大沼 流山温泉
駒ヶ岳を一望する『大沼 流山温泉』の露天風呂で、源泉かけ流しのお湯に浸りながら、自然に囲まれた癒しの気分を満喫しました。ツルツルの温泉はあがった後も体の温もりが残り、女性にうれしいお肌のしっとりする温泉です。
パークゴルフ・温泉・食事(ジンギスカンなど)を自由に組み合わせられるお得なプラン(入浴+ジンギスカンで1280円〜)もあるのでお問い合わせ下さい。
現在、道南在住の人向けに、お得な5枚綴りの回数券を1500円で販売中。通常大人800円のところ、300円になります。
●七飯町字東大沼294-1
Tel:67-1726
レストラン ワンデール
『レストラン ワンデール』の自家製手打ちパスタ「カルボナーラ」(1460円)は、麺そのものが美味しいのに加え、からめたクリームソースや具のベーコンが絶品。これだけを食べに大沼まで足のばす価値がある味。ベーコンや生ハムは自家製で、無農薬の自家栽培野菜やハーブも使用。食材へのこだわりと愛情が感じられます。煮込み料理やグリル料理が多彩にそろい、キャラメルアイスクリームやアールグレイのシャーベットなどデザートも自家製。函館市内で長年人気だったレストラン「キヨミアンボックス」が前身で、店内に名残のロゴ入りブロックを発見。ブロックがどこにあるか探すのもお楽しみです。
営業時間は午前11時〜午後9時(LO/午後8時)。毎週木曜日定休。
●七飯町軍川21-4
Tel:67-3909
ホテルクロフォード・イン大沼
4月1日にリニューアルオープンした『ホテルクロフォード・イン大沼』は、まるで森の中の別荘にいる気分。写真は道産材を用いたお洒落な内装のプレミアムツイン。総支配人の岡本登さんに、家具やカラーが全室異なる客室や、明るくイメージチェンジしたレストランとグレードアップしたメニューなど、魅力いっぱいのリニューアル情報をうかがいました。5月いっぱいお得なプランもありますのでお問い合わせ下さい。
地元の食材をふんだんに利用した料理を手軽に味わえるランチコースを頂きました。色々取り合わせがうれしい月替わりの「クロフォードランチセット」(1500円)、「ステーキランチセット」(1500円)とどれも満足のセットです。「長万部黒豚ハンバーグホイル包み焼き」はジューシーでコクがあるので、ぜひお試しあれ! 単品850円、セットで1350円。
●七飯町字大沼85-9
JR大沼公園駅裏
【フリーダイヤル】
Tel:0120-67-2964
バルト
フランスやイタリアの家庭料理が味わえる『バルト』は、地元大沼の遊びの情報のたまり場。「春のランチ」(1570円)は、キッシュや鶏肉のソテー、ペンネ、サラダ、パン、コーヒーとボリュームたっぷりです。大沼の近くで穫れた美味しい野菜や手作りの生ハムやベーコンを素材に手作りした飾らないワンディッシュプレートのワイルドさも素敵。カナディアンシーダーハウスのウッディな店内は船のイメージで、薪ストーブの温もりもうれしい。
営業時間は午前11時〜午後3時、午後5時〜9時(LO/午後8時30分)。毎週木曜日定休。
●七飯町字大沼町301-3
Tel:67-3877
ターブル・ドゥ・リバージュ
大沼公園駅からすぐ近く、分かりやすい立地のおしゃれなお店が、『ターブル・ドゥ・リバージュ』。散策の途中にちょっとひと休みするのにピッタリ。大きな窓からの眺めは開放感にあふれ、気持ちも開放的になれそう。「七飯産りんごのアップルパイ」(単品700円、ドリンク付きセット1000円)は、りんごのシャリシャリ感がしっかり残っていてカットも大きめ。
パイはホットでの提供で、添えられたミルクアイスとの温度差がいい感じ。後味が良く、いつまでもほわっと風味が残るミルクアイスは久保田牧場製。パイとアイスを彩るまわりにかけられたソースは甘さ控えめで、これがまた美味しいハーモニーに一役買っています。今の季節の
営業時間は午前10時30分〜午後5時30分(LO)。
●七飯町大沼141
Tel:67-3003
シャルル・ド・ミル
おとぎ話に出てくるような、森にたたずむ三角屋根の喫茶店が『シャルル・ド・ミル』。花いっぱいで温室のようなテラスにも席があり、ゆっくりくつろげます。「合鴨のランチサンド」ほか3種あるサンドセットはいずれもコーヒーまたは紅茶付きで1050円。フルーツと野菜がたっぷり添えられ、ヘルシーでボリュームも満点。特定地域から買い付けた高品質の豆を使用したプレミアム珈琲もオススメ。
営業時間は午前10時〜夕暮れ時。毎週金曜定休(祝日の場合は営業)。
●七飯町大沼106-1
Tel:67-3811