癒やしのほのぼのエピソード
2015-02-13 vol.558
ほっこりしたい?癒やされること間違い無しのほのぼのエピソード
ハガキというわずかなスペースに綴られた小さなエピソード…。そこにはちょっと心に残る物語がありました——。今回もまた、心がポカポカあったかくなるような素敵なエピソードがいくつも寄せられました。寒い日が続きますが、本稿の2ページに刻まれた7章のストーリーで、ちょっとだけ温まっていきませんか?
愛があふれる街角
老夫婦
函館に雪が降りはじめた日、あるお店から出ようとしていた老夫婦。重たいドアを開けるおじいちゃんは、おばあちゃんが出るまでドアを押さえ、すべる足元を気にして手を引いていました。電車が来て席が1つだけあいていると、2人でゆずり合い、結局おばあちゃんを座らせると、おじいちゃんはおばあちゃんの前に立ち、守っているように見えました。若い人ならありがちなシーンですが、老夫婦の姿をみて、ホッとし、自分もそうやって年を重ねていきたいと思いました。
(時任町、K・S)
函館って、あったかい街ですね
先日、赤ちゃんをあやしていたら、その子のママが「函館って、あったかい街ですね」とにっこり。何でも引越してきて日が浅いのに、もう3回もこんなふうに、赤ちゃんをあやしたり手を貸してもらったとのこと。それを聞き、なんだか市民の1人として嬉しかったです。
(桔梗3丁目、M・T)
譲り合い
先日の選挙の朝、投票に向かう雪道で、向かいから来た若い男性と道を譲り合い、2人共足首まで埋まってしまいましたが、笑顔で「ありがとう」と、声をそろえました。
(本通1丁目、R・N)
電車に乗ろうとした時…
日曜日の午後、デパートでの買物を終えて電車で帰る時でした。杖と買物袋を持って電車に乗ろうとした時、ステップが高くて困っていると、乗っていた女の子2人が手を貸してくれたんです。歳を聞いたら小学2年生でした。大変助かり、心がほんのり温かくなりました。
(松風町、R・S)
信号待ち
先日、拙宅から少し離れたところにある押しボタン式横断歩道で青信号になるのを待っていた時のこと。5歳くらいの女の子が「こんにちは」と笑顔で挨拶をしてくれました。このようなことをあまり経験したことがないので、少し慌てて笑顔を作り挨拶を返しました。知らない人に声をかけられたら逃げ出すことなどとしつけられている中、少しホッとした気持ちになりました。人と人との関係は挨拶から始まるものですが、最近は下手に声もかけられないのが残念です。青信号になると、その女の子は走って行ってしまいました。なんとなく温かい気持ちになったひとこまです。
(中道2丁目、M・W)
ほのぼのした時間
お母さんに感謝する日
先日、長女が18才の誕生日をむかえました。いつものように「おめでとう♥」と言いました。すると長女から「ありがとう!」そして「産んでくれてありがとう。私の誕生日は、お母さんに感謝する日でもあるネ!!」と、言ってくれました。そんな言葉が返ってくるとは思ってなかった私は、嬉しくて涙が出てきました。
(本通1丁目、H・K)
スマホ病
若者が所かまわずスマホをいじっている様子を見て苦々しく思っていた私でしたが、遠方の娘から、携帯電話からスマホに変更する様、再三にわたり云われていたので今回、思いきって変更したら、孫から毎日動画が送られる様になり、私も若者同様、スマホ病になりつつあります。
(70代後半のババより)
「どれがあたたかいかねー」
ホームセンターで80代くらいのご夫婦が「どれがあたたかいかねー」と話し合いながら、ストーブを選んでいたのがほのぼのしていました。レジのところで手をつないでいたのも、ほほえましかったです。
(松陰町、H・T)
小さなアイドル
あいがとっ…ごじゃっあっした
ある雨雪の日、バスの中の湿度が高く、乗客全員がどことなくイライラした雰囲気の中、お母さんと一緒の2歳くらいの男の子が、降車の際に大きな声で、運転手さんに「あいがとっ…ごじゃっあっした!」と挨拶をしていました。あまりの可愛さに、バス内が笑いに包まれた瞬間でした。
(本町、H・H)
弟子にしてください!!
先日、家族みんなでお気に入りのレストランにランチに行ったところ、8歳の息子が、料理のあまりのおいしさに感動し、「弟子にしてください!!」と、お店のマスターに言ったのですが、「跡継ぎがいないので、ぜひお願いします」と優しく言ってくださいました。ちなみに弟子になったら屋根裏部屋に住ませてくださいとも、お願いしていました。
(亀田本町、H・T)
義母はイチコロ…
だいぶ昔の話ですが、息子が保育園に通っていた頃、おゆうぎ会がありました。夫の母が楽しみにしていたのに、当日体調が悪く行けなくなって、後日息子に謝った時のこと。義母「ばあちゃん見に行けなくなったけど上手にできた?」。息子「ばあちゃんが来なかったから上手にできなかった」。この言葉に、義母はイチコロでした。
(宇賀浦町、A・K)
「さがしてたんだよー」
先日、買物中にいなくなった2歳の息子。大声で必死にさがす私のところへ、店員さんに連れられてニコニコ顔であらわれた息子が一言「さがしてたんだよー」だって。さがしてたのはこっちですよー。
(柏木町、S・F)
素敵な思い出
カチンコチンになった〝肉まん〟
現在大学生の息子が、小学3年生の冬休み、スケート場から帰ってくると、「ママ、おみやげ」と言って腰につけたポシェットの中から小さく縮まってカチンコチンになった〝肉まん〟を差し出しました。ママはいつも留守番だったからと、少ないおこづかいの中から売店で買ってきてくれたのです。あの時の息子のまっかっかなホッペとニコニコ顔が忘れられません。今はもう何を話しかけても「あ〜」とか「はぁー」とかしか言わない息子なんですけどねぇ〜。毎年スケート場がオープンすると、思い出します。
(東山3丁目、K・K)
最後まで良い思い出を作りたい
単身赴任で函館に来て、もう少しで2年になります。初めに手にした情報紙は「青いぽすと」でした。函館の食べもの特集は大変参考になりました。紹介されたお店は毎週のように行きました。函館のお店は安くておいしい。来年は定年退職で函館を離れるでしょう。最後まで良い思い出を作りたいです。
(富岡町1丁目、Y・H)
大好きな場所になりました!
夫と付き合うきっかけが函館旅行だったり、プロポーズを受けたのも函館、初めての転勤先も函館と、沢山の思い出がこの地で作られていて、私たち夫婦にとって函館は特別な場所になっています。温かい人が多く、食べ物は美味しいし、老後はここで暮らしたいねと話しているくらい大好きな場所になりました!
(桔梗町、M・S)
友人の名前がない!!
友人の父親が携帯に「(友人の)名前がない!!」と大騒ぎ。友人と一緒に「そんな事は無いでしょー(笑)」と、父親のアドレス帳の「は行」を何度見ても名前の〔ひとみ〕の3文字が無い!!! 「ありえない!!」と友人と2人で「あ行」から探し始めて数分…。〔ひとみ〕が〔しとみ〕で登録されていました。さすが浜言葉!! 何も間違ってないッッ!! 笑。その時は大爆笑でしたが、十数年経ってもいまだに思い出しては可愛さにほのぼのします!
(北美原2丁目、N・S)
あんな素敵な夫婦になりたい
私のおじいちゃんとおばあちゃんはもう亡くなったのですが、生前、92歳と88歳のおじいちゃんとおばあちゃんは2人とも歩くのがやっとの感じでした。そんな2人が手をつなぎ、お互い助けあって歩いている後ろ姿にほのぼのしました。私もあんな素敵な夫婦になりたいです。
(港町2丁目、M・H)
毛糸のくつ下いっぱいに…
幼い頃、お菓子の入った〝サンタの靴〟が欲しかったけど、買ってもらえなかったかわりに、母が毛糸のくつ下いっぱいにお菓子を入れてくれた。
(北斗市追分、S・T)
親子3人で泣いた思い出
家族で数年前に「キッザニア」という職業体験施設に行った時の事。当時4歳だった息子が一生懸命働いて貯めた初めてのお給料(施設内でしか使えません)でキッザニア内のショップに買い物に出かけました。親は入れないので外で待っていると、息子が「ハイ、コレ」としまうまのフィギュアを私に渡すんです。てっきり自分の欲しい物を買うのかと思ったのに、パパとママが喜ぶようにとプレゼントしてくれたのです。あまりに嬉しくて私も夫もその場で号泣。それを見た息子ももらい泣きで号泣。親子3人で泣いているという一見おかしな光景ですが、そのしまうまフィギュアは今もなお、我が家の宝物として飾ってあります。
(湯川町3丁目、I・A)
家族がいるから…
みんなの家族になれて良かった
只今、2人の子育て真最中!! フルタイムの仕事もしているので毎日があっという間。年に1度、高校の同級生との忘年会に参加しています。毎年、子供達にうしろ髪をひかれつつの参加でしたが、今年、下の子が年中になったら、「ゆっくりしてきてイイヨ〜♡ 先にねてるから♡」、小4のお兄ちゃんは、「妹のこと、まかせとけ!」、ダンナ、「たまになんだから、ゆっくりしておいで♡」。ありがとう。すごくありがとう。みんなの家族になれて良かった。ありがとう。
(ペンネーム、らんらん♡♡)
来年からもがんばります
食事のしたくの時間もなく、なべ→ジンギスカン→すきやきetc、くり返していたところ、ダンナが一言…「家族だんらんの時間が増えて良かったね♡」。ありがとうの言葉しか出ないですよね。私の全てを受け入れてくれてありがとう…。来年からもがんばります。笑。
(松川町、K・M)
赤カブの甘酢づけ
主人のことなんですが…赤カブの甘酢づけを作る際に、私を手伝ってくれたのがとても嬉しかった。それというのも、赤カブ約120個程を全部薄くスライスしてくれたんです。涙が出ましたよォ。勿論のことおいしく出来上がり、味わいましたから♡
(ペンネーム、プールウーマン)
とってもうれしかった
先日、夫が偶然見つけたらしいケーキ店(新店)へ連れて行ってくれました。ちょっと落ち込んでいた私を喜ばせようと思ったらしいです(私は甘い物が大好きです)。とってもうれしかったです。
(北斗市七重浜、T・I)
夢に向かって進む人生
今年の夏に孫が1歳の誕生日を迎えました。健やかな成長に感謝し、お祝いをしました。また、「一升餅」に挑戦し、転びながらも一歩、一歩、一生懸命に歩く姿は、これからの夢に向かって進む人生と重なって、胸熱くなりました。
(ペンネーム、神山の農業夫人)
小さな幸せに思わずほっこり…
結婚1周年を迎えた日にカゼをひいてしまった私。外出が好きな夫がその週末、私につきあって一緒に自宅でDVD鑑賞。小さな幸せに思わずほっこりした出来事でした。
(中島町、W・M)
動物達に癒されて…
親心に感動…
羽根を傷めた野鳥のヒナがおり、猫が近づくのを見て、助けてカゴに入れ、親鳥がさがしているのではと思い、窓辺に置いておくと、鳴いているヒナを見つけ、せっせとエサを運んで食べさせている親心に感動しました。3日位で元気になり、親と飛びたって行きました。
(東山1丁目、T・N)
鼻も口も真白に〜
冬本番になりました。うちの犬は雪のある時に戸外へ出たことがありません。いたずらごころで戸外へ。震えながらも、雪のニオイを嗅ぎ、鼻も口も真白に〜♡
(東山3丁目、A・O)
旦那の横のチワワ
朝起きてリビングへ行くと、うたた寝している旦那の横で我が家のかわいいチワワ2匹がべったりくっついて寝ていたのを見て、そっと私は仕事へ行きました♡ ほのぼのしました。
(千代台町、M・S)
伝えたい感謝の気持ち
財布を届けてくださった方へ
昨年末、財布を落とし、困っていたら、近くの交番に届けてくださった優しい女の方、どうもありがとうございます。
(深堀町、M・N)
回り道
夫が他界した時の事です。火葬場へ行く途中、回り道をして元の職場を回ってくれた霊柩車の運転手さんの好意をいつまでも嬉しく思っております。
(的場町、M・H)
女4代でディナー
今夏、米寿を迎えた母と女4代でウイニングホテルでディナーを楽しみました。今年1番のホッコリ出来事でした。長生きしてくれている母に感謝の毎日です。
(湯川町3丁目、Y・H)
送られてきたお菓子
母が亡くなった時に友達からお菓子が送られてきました。てっきり仏様に供えてくださいということだと思ったら、これはあなたが食べて元気になってくださいという手紙が入っていました。ありがたかったです。私もいつか誰かにしようと思いました。
(桔梗3丁目、K・S)
杖を使い出してから…
杖を使い出してから人々の親切を深く感じています。ドアの開閉などにみなさん手を貸してくれます。
(湯川町3丁目、K・T)
布団をあたためてくれていたこと
結婚前に勤めていた私は、忘年会や職場の先輩との付き合いで、夜遅く帰った時、「女の子なんだから夜遅くならないうちに帰ってきなさい。不良娘」って叱られた時、「付き合いだから自分だけ早く帰るわけにはいかないんです!」って少し反発したこともあったけれど、私にはそれが勉強でもあったのです。母の気持ちも十分にわかっていました。でも毎日湯たんぽで布団をあたためてくれていたことがとってもありがたくて、私にとっては本当にありがたい「ほのぼのエピソード」なんです。現在私は結婚し、3人の子供も成長し、主人と二人暮らしでほのぼのと生きています。
(高丘町、M・I)