青いぽすと

函館の美味しい公共施設ランチ

2015-05-15 vol.564

美味しいランチを役所で!?函館の人気公共施設食堂10選

今日のランチは何を食べよう…。仕事中のお昼休みはもちろん、家族やお友達同士のランチタイムなどの時に、お店選びに迷ってしまうことはありませんか? そんな時はたまに、一般に開放している公共施設の中の飲食店に足を運んでみてはいかがでしょうか…。函館市内にある公共施設の飲食店はリーズナブルで美味しくてボリュームもあるメニューがあり、なかなか好評です。今回はそんな公共施設の飲食店の中から10店を選んでスポットを当ててみました。

市役所食堂のロングヒット定食

函館市役所庁舎内食堂

函館市役所地階の食堂では、お手軽な価格で多彩なランチを楽しめます。ここでおすすめしたいのは、3種類の日替わり定食。おかずたっぷりの「日替わり弁当」(580円)、麺とご飯のセットでボリューム満点の「麺セット」(580円)。そして、唐揚げ、ハンバーグ、天丼セットなどバラエティーに富んだ「ともえ定食」(=写真左、580円)です。特に毎週金曜日のともえ定食は、プリップリの海老天丼と蕎麦がセットになったもので、40~50食用意されていますが、午後1時には売り切れるという10年以上続く人気の定番商品なので、ぜひ1度お試しを。

営業時間は午前11時〜午後2時30分(LO/午後2時、テイクアウト弁当は10時販売開始)。
毎週土・日曜日、祝日定休。

特製のたれが決め手の「カフェスタイルぶた丼」

津軽海峡フェリーターミナル 海峡日和

津軽海峡フェリーターミナル内の『海峡日和』は、道南の食材にこだわった豊富なメニューと、海を一望する絶好のロケーションで人気を集める素敵な食堂。特におすすめは、八雲町の服部醸造仕込みのにんにく醤油を使った特製のたれが決め手の、「カフェスタイルぶた丼」(=写真左、味噌汁付、860円)。また、月〜金曜日の午前11時〜午後2時の日替わり定食は500円(数量限定、ごはん大盛り無料)はお昼休みのサラリーマンなどから大好評。土・日曜日、祝日は特製こだわりピザの日(1000円、ハーフサイズ500円)で家族連れなどに人気。ほかに定食や麺類など、メニューは豊富。海を見ながら素敵なひと時が楽しめる場所といえる。

営業時間は午前8時〜午後6時(LO/午後5時30分)。駐車場は2時間無料。

毎月第4火曜日は鹿肉料理!

渡島総合振興局 食堂

渡島総合振興局の1階にある広々したスペースを持つ食堂は、誰でも利用できることから開店直後から市民や職員など、様々な人が訪れる場所となっています。そんな同食堂で話題なのが、毎月第4火曜日に月替りメニューとして提供する「シカ肉料理」。これはエゾシカ肉を多彩な料理で楽しめる企画で、取材日は「鹿肉のエスカロップ」(サラダ、スープ付610円)。カラッと揚げられた鹿肉はしっとり柔らかく仕上げられ、クセのない赤身肉はスッキリしていて、かなりのボリュームにも関わらずペロッと食べられます。鹿肉のほかにも季節ごとに多彩な地場産品をリーズナブルに味わえる食堂へぜひ。

営業時間は午前11時~午後2時。毎週土・日曜日、祝日定休。

安くて美味しくて、ボリュームも満点!

サンリフレ函館 ローカン

サンリフレ函館内にある『レストラン ローカン』は、安くて美味しくて、ボリュームも満点のメニューが評判。驚きのボリュームの「あんかけ焼きそば」(塩・醤油、各700円)をはじめ、かにオムレツとパスタが1皿で楽しめる「カニオム・スパ」(800円)、中華ファンにはたまらない「天津飯」(750円)、ドライカレーにルーカレーをかけた「ツインカレー」(750円)、ポークカツレツ、ハンバーグ、ハムエッグ、サラダ、ライス、スープがセットになって豪華版の「Cランチ」(700円)が人気。施設利用者はもちろん、その味とボリュームを求めてランチタイムに足を運ぶ人も多いそうで、老若男女問わず気軽に楽しめる店といえそう。

営業時間は午前11時〜午後2時30分。
毎週日曜日、祝日定休。駐車場は2時間無料。

ボリューム満点、家族連れに嬉しいメニューも豊富!

函館市青果物地方卸売市場 十字軒

函館流通センター内にある函館市青果物地方卸売市場。その2階にある食堂『十字軒』は、市場で働く人はもちろん一般の人も利用できます。「この量で1人前?」と驚く「ジャンボチキン定食」(=写真下・中央、680円)や、「日替わり定食」(530円、数量限定)など、各定食はご飯と味噌汁がお替り自由(店内で食事をすると納豆1個サービス)。朝から力仕事をしている人も大満足のボリュームとなっています。
「台湾ラーメン」や「ステーキ丼」などもあるほか、「ハンバーグ」や「フライ盛り定食」など、家族連れにも嬉しいメニューも豊富。ぜひ1度、足を運んでみては?

営業時間は午前7時~午後2時(LO/午後1時30分)。
毎週日曜日、祝日、市場休場日定休。駐車場有。

四季折々の五稜郭公園の景色も魅力

函館市芸術ホール 軽食喫茶ピュア

函館市芸術ホール内にある『軽食喫茶ピュア』は、障がいのある人が、社会参加や自立、一般就労を目指して働いているお店です。店内からは、四季折々表情を変える五稜郭公園を眺められるのが魅力のひとつ。
ボリューム満点の、塩味の「あんかけ焼きそば」(700円)は幅広い層に人気で、完売になることも…。食事をすると、コーヒーまたは紅茶が200円。そのほか、「焼きサンドセット」(コーヒーまたは紅茶付650円)、「ビーフカレー」(600円)など、手頃な価格のメニューがそろっています。この時期は「ソフトクリーム」(350円)や「ミニパフェ」(500円)も提供中。

営業時間は午前11時〜午後7時(LO/午後6時30分)。駐車場2時間無料。

大満足の日替わりランチはワンコイン!

函館市総合福祉センター 軽食喫茶たんぽぽ

函館市総合福祉センター1階にある『軽食喫茶たんぽぽ』は、特定非営利活動法人・函館手をつなぐ親の会の運営により、知的障がいのある人が一般就労を目指して働く店です。
施設を利用する人だけでなく、食事をするために訪れる人も少なくありませんが、その理由のひとつともいえるのが「日替わりランチ」。ボリュームがあり栄養のバランスも考えられている上、税込500円とは驚きです。そのほか、麺類(400円〜)や「トーストセット」(440円)もあり、おにぎりやパンの販売も行っています。日替わりランチはなくなり次第終了します。

営業時間は午前10時〜午後3時(食事は午前11時〜LO/午後2時)。
毎週月曜日と祝日定休。駐車場有。

安らぎ空間の美味しいひととき…

函館市中央図書館 ボルヤン

函館市中央図書館内にある『ボルヤン』は、軽食と喫茶のお店。明るくかわいらしい店内はホッと安らげる雰囲気です。軽食メニューは、サンドイッチまたは俵おにぎりのセットで620円、ボリュームセットは720円。「ハーヴチキン」や「じゃがいものごまバター和え」など、好きなお惣菜を選んでセットにしてもらえるのが嬉しいところ。また、冬期限定だった大人気メニューの「クラムチャウダー」(トースト付、380円)は、定番メニューとなり、通年楽しめるようになりました。ケーキやドリンクのセット、テイクアウトのクッキーやマフィンも好評です。

営業時間は午前10時~午後6時(LO /午後5時30分)。
毎週水曜日(水曜日が祝日の場合は翌日休)、毎月最終金曜日定休。

土・日曜日限定のカレーが評判!

函館市地域交流まちづくりセンター カフェ ドリップドロップ

函館市地域交流まちづくりセンター内にある『ドリップドロップ』は、自家焙煎コーヒーをはじめとするドリンクメニューを中心に、軽食やケーキなどを提供するカフェ。コーヒー(330円~)は常時7~8種類をそろえ、オーダーごとに淹れたてを提供しています。
フードはトーストなどが定番としてあるほか、土・日曜日には数量限定のカレー(=写真下、ドリンク付、830円)も登場。「小さいカフェだけれど手間をかけて…」と、地場産の肉や魚介類、野菜をおもに使い、よく炒めた玉ねぎとスパイスで手作りしています。ドリンクメニューは持ち帰り可。自家製ジンジャーエール(480円)も人気。

営業時間は午前10時~午後6時。毎週水曜日定休。

大学生協ならではの安価、良質、栄養価あるメニュー

北海道大学生活協同組合 函館水産支部食堂

学生生活の支援施設として運営されている北大の学食は、『北海道大学生活協同組合 函館水産支部食堂』といい、市内港町にある同大函館キャンパスの厚生会館内にあります。
材料から製造工程まで独自の検査基準を設け、安心の食材を安価、栄養価のあるメニューにして提供する大学生協の食堂として、カレーライス(小サイズ226円~)、麺類(216円~)、単品のおかず(54円~)などバラエティーに富んだメニューをリーズナブルに提供しています。写真は根強い人気の「豚みそ焼肉丼・中サイズ」(378円)。レシートにはカロリーや栄養価が表示されます。

営業時間は午前11時~午後2時、午後5時30分~午後7時。毎週土・日曜日、祝日定休。

公共施設の飲食店【特別企画】 青いぽすと Vol.564