魅惑の郊外グルメ巡り
2021-05-14 vol.708
道南グルメ10選!函館近郊でドライブにオススメの人気店
風薫る春…。よく晴れた休日は、ご夫婦やご家族で郊外へのドライブを楽しむという方も多いのではないでしょうか?函館からもほど近い郊外には魅力的な飲食店がたくさんあります。今回は、そんな郊外の美味しいものに注目してみました。
大沼湖畔の素敵なカフェ
シャルル ド ミル
『シャルル ド ミル』は大沼湖畔にある素敵なカフェ。22年前にオープンしたこの店は現在、コーヒーをこよなく愛する2代目店主さんに受け継がれ、その魅力的な佇まいが継承されているとともに、スペシャリティーコーヒーをはじめとした各種コーヒーにこだわった店作りが注目されている。
フードメニューは「アンチョビとハーブのパスタセット」(=写真、コーヒーor紅茶付き1430円)や、「合鴨のランチサンドセット」(コーヒーor紅茶付き1170円)などが人気。
自然に囲まれた絶好のロケーションや心地よいテラス席、大沼湖畔の新緑の中に響きわたる野鳥の鳴き声など、日常の喧騒を忘れさせてくれる1軒。
AM10:30~夕暮れ時。
金曜休。P有。
●七飯町大沼106-1
Tel:0138-67-3811
旨いそばが、海辺の町にある…
手打ちそば 久蔵
旨いそばを求めて海辺の町までクルマを走らせる…。そんな粋な週末の過ごし方も、たまにはいいのではないだろうか?
市内南茅部地区の「二本柳旅館」内にある『手打ちそば 久蔵』は、旅館の4代目店主が打つのどごしの良さとコシの強さが自慢の手打ちそばが評判の店。道内産のそば粉と七飯町の湧き水を使ったそばの香りと、南茅部産の白口浜真昆布を使ったそばつゆのハーモニーは絶品で、評判を耳にしたそば好きが各地から足を運ぶ1軒。イチオシは「特大海老天ぷらせいろ」(1660円)で、大きなエビの食べ応えに加え、野菜の天ぷらも旨い。ほかには、「特大海老天丼セット」(1600円)などが人気。
AM11:30~PM2:00(LO)。
木曜・第4金曜休。P有。
●函館市豊崎町64
Tel:0138-25-3001
地元の食材を活かしたイタリアン
レストランどうなんde’s(デス)
JR木古内駅前の道の駅・みそぎの郷きこない内にある『レストランどうなんde’s』は、地元の食材を活かしたイタリアンを楽しめる店。おすすめは、本格的な味わいのパスタを気軽に利用できるセットメニュー。好評の「ナポリタンセット」(1280円、単品980円)は、濃厚なオリジナルソースの甘味と酸味のバランスが絶妙なナポリタンのほか、同道の駅内にある「コッぺん道土」で製造・販売する人気の「ぱくぱく塩パン」、5種類から選べるジェラートなどが付いた魅力的なメニュー。4月からの新メニュー「みそぎの塩メランジェと自家製鶏コンフィのペペロンチーノセット」(1300円、単品1000円)もお見逃しなく。
AM11:00~PM2:00(LO)。
ディナータイムは予約営業。不定休。P有。
●木古内町本町338-14
Tel:01392-6-7210
1度食べたら忘れられない美味しさ
ドライブイン 水嶋
かつて「ドライブイン」という言葉がよく使われていた頃、たまたま森町の『ドライブイン 水嶋』に何気なく立ち寄って料理を食べた人の多くはきっと、小さな奇跡を感じたはずだ…。
昭和17年生まれの店主さんは横浜市で料理の修行をして東京・銀座のフレンチの名店「エスコフィエ」で活躍。39年ほど前に故郷の森町で同店を開業した。メニューは「チキンソテー」(=写真、900円、ライス別)や「ハンバーグ」(800円、ライス別)などの単品から定食、軽食、ラーメンなど豊富。初めて来店した人の多くがその美味しさに驚き、1度食べたら忘れられない味の虜になった人は足繁く通うようになる。
AM11:30~PM3:00、PM5:30~PM8:00(ただし品切れ次第終了)。
月・火・水曜休。P有。
●森町駒ケ岳227-11
Tel:01374-5-2929
大沼の魅力を詰め込んだメニューにほっこり
カントリーキッチンWALD(バルト)
開業35年、木のドームが印象的な『カントリーキッチンWALD(バルト)』。根強いファンが多く、料理とお酒を目当てに函館から列車で訪れる客も。
ランチの人気メニューは、メインと数種類のデリ、サラダとドリンク、それにパンか五穀米がセットになった「季節のプレート」(1700円)。主に、信頼のおける地元農家の野菜をたっぷり使い、季節の山菜やエゾシカ、川エビといった大沼ならではの食材も取り入れた料理は、彩り豊かで様々な食感や香りが楽しめる。大沼の自然を舌で感じてみて。
AM11:00~PM2:30(LO)、PM5:00~PM8:00(LO)。
火・水・木曜休。P有。
●七飯町字大沼町301-3
Tel:0138-67-3877
日差し溢れるくつろぎのカフェ
CAFE WONDER(カフェ・ワンダー)
昨年春、大沼公園駅近くにオープンした『CAFE WONDER(カフェ・ワンダー)』。
ランチの「ワンダーボウル」(1200円)は「野菜をもりもり食べて」と、十六穀米のおにぎりなどの主食の上に、たっぷり生野菜とトマトや豆のマリネ、人参のラペといった季節のデリ、更にお肉やトルティーヤなどを気まぐれにトッピングした見た目もお腹も大満足の一品。こだわりのコーヒー(500円)は札幌のロースターから取り寄せる。ゲストハウスが併設され、夜は旅人との語らいも楽しめるかも。
正午~PM2:30(LO)、PM6:00~PM9:30(LO)。
水・木曜休。夜は不定休。P有。
●七飯町字大沼町206-1
Tel:0138-86-5895
創作イタリアンで気軽に…
ダイニングパスタ ピアット
国道5号線沿いの『ダイニングパスタ ピアット』は、八雲町の食材をメインに使った料理を提供しています。平日ランチのパスタは770円からあり、春のオススメは「八雲産帆立とキャべツのトマトソース」(=写真、990円)。ほかには、添加物を使わない自家製のベシャメルソースを使用したグラタンやドリア、北海道産小麦と八雲町産の牛乳で練り上げた生地のピッツァなどもあり、これらを急速冷凍した商品は店頭と同店ホームページから購入できます。関東圏の物産展では売切続出の人気メニューを食べに八雲町へ足を運びませんか。
AM11:00~PM2:30(LO)、PM5:30~PM8:30(LO)。
不定休。P有。
●八雲町内浦町188-1
Tel:0137-62-3900
道の駅でちょっとひと休み
うみかぜ食堂
道の駅「北前船松前」の中にある『うみかぜ食堂』で、津軽海峡を眺めながらのランチはいかが?
春から夏ごろまでは、「松前本まぐろ丼」「松前産しま海老丼」「大バチまぐろ丼」「サーモン丼」「ホタテ丼」をメインに提供(天候などによって変わる可能性有)。
オススメは、地元で水揚げされた本まぐろの赤身と脂ののった部位との両方をたっぷりと味わえる「松前本まぐろ丼」(=写真、1680円)や、売り切れたら次年の入荷時期まで食べられない希少な岩海苔を使った郷土料理「松前岩のり段重」(1200円)。ぜひ1度、味わってみてはいかが…。
AM11:00~PM2:30(LO)。
無休。P有。
●松前町字唐津379
Tel:0139-46-2211
松前町の海の幸をたっぷりと
和風レストラン 浦里
「松前公園」から徒歩5分のところにある『和風レストラン 浦里』。オススメは、20年ほど前にテレビ番組の企画で誕生したメニューを、考案者である九州の有名店から教わったという「松前ラーメン」(=写真、1100円)。
豚骨ベースの塩味スープに、アワビ、ウニ、エビ、サザエ、ホッケのすり身、イカのすり身、松前の岩のり、ワカメ、細竹をトッピングした逸品。松前の前浜で獲れる新鮮な海の幸と、山の幸の両方を味わえる同店の看板メニューをぜひ!
PM5:30からは「居酒屋 仁」になり、炭火焼きなどを中心に提供。
AM11:00~PM2:30(LO)。
日曜休。P有。
●松前町字福山195
Tel:0139-42-2158
福島町特産そばの専門店
千軒そば屋
福島町にある『千軒そば屋』は、地域住民で組織している「千軒そば生産会」直営のそば専門店。
海抜約100メートルで昼夜の温度差が大きい大千軒岳のふもとで栽培され、自然乾燥させた「千軒そば」を使用した十割そばを、使われなくなった町内会館を再利用した店舗で提供。おすすめは風味豊かなそばの美味しさがいちばん分かる「もりそば」(=写真、700円)。
ほかに「山菜そば」(800円)や「かき揚げそば」(800円)なども人気です。全メニューに地元で採れた黒米入りのご飯が付いてくるのも特徴。雪が降るまでの水・木・土・日曜に営業。
AM11:30~PM2:15(LO)。
P有。
●福島町字千軒283
Tel:0139-47-2772