青いぽすと

函館の卵料理

2023-04-14 vol.754

函館の卵料理が評判のお店10 – 贅沢卵もご紹介

小さな子供から大人までみんな大好きな卵。そのままゆで卵も美味しいけど、料理することでカタカタからフワフワまで色々な食感・味を楽しめます。函館で食べられるオールジャンルな卵料理を人気店からご紹介します。

ふわサク! 卵の美味しさを活かしたキッシュ

カフェ&デリ マルセン

多彩なメニューを提供する同店では、「キッシュとお茶のセット」(1,210円)を用意。卵のおいしさを活かしたキッシュは、北斗市の養鶏場・鶏喜ファームの有精自然卵を使用したもので、ふんわりとした口当たりが特徴的。さっくりとしたパイ生地とも相性が良く、厚みもあって食べ応えも十分。通年人気の「ほうれん草とスモークサーモンのキッシュ」(=写真)をはじめ、旬の食材を使ったものなど、その日の味を楽しめるのも魅力。デリコーナーでも販売(594円)。

11時~LO17時(デリLO18時30分)、日曜各LO16時。
火曜休。P有。

●函館市大手町5-10  ニチロビル1階
Tel:0138-85-8545

薄焼き卵で巻いた絶品春巻き!

函館麺屋ゆうみん

中華の老舗「函館麺屋ゆうみん」といえば、中国山東省の地方料理である薄焼き卵で巻いた「春巻」(620円)が有名。卵を使うことで、小麦粉の皮とは違ったふわふわでソフトな食感を楽しめます。ぎっしり入っている具は白菜やニラなどの野菜と豚肉。サッと炒め、醤油・塩・コショウで味付けられた具材は野菜がシャキシャキで、豚肉の旨味も引き出されています。何も付けずにそのまま味わうも良し、酢醤油に付けるも良し。ライス、スープ、サラダ、漬物、デザート付きの「春巻セット」(850円)もあります。テイクアウト可。

11時~LO22時30分。
無休。P有。

●函館市若松町19-1
Tel:0138-22-6772

ほんのり甘い卵焼きのふわふわサンド

ヤマヨシコーヒー

振り子時計の音とジャズが心地良い、落ち着いたムードのカフェ。「卵焼きサンド」(600円)は、注文を受けてから卵2個を使って焼きあげるほんのり甘い厚焼き卵を、谷地頭のベーカリー「窯蔵」のパンで挟んだ。辛子バターの香りが鼻をくすぐり食欲をそそる。日本で初めて炭焼コーヒーを手掛けた神戸・萩原珈琲との相性も抜群。ランチセットはドリンクとサラダ付きで1,000円。デザートにはもうひとつの定番メニュー、堅め食感のプリン(450円)がおすすめ。

10時30分~18時、月曜休。
P有。

●函館市元町31-24
Tel:0138-24-3900

卵でおいしさを閉じ込めたお好み焼き

粉もん屋 とん平函館駅前店

本場大阪のお好み焼きをランチタイムにも楽しめる人気の店。看板メニューの「元祖とん平焼」(580円)や「鉄板だし巻」(580円)など、卵を使用したメニューの中でも、注目は「ふわトロ卵チーズ」(=写真、1,380円)。
豚玉のお好み焼きにエビや貝柱などの海鮮をのせ、トロリとチーズをまとわせたら、トロトロ卵でふんわりとおいしさを閉じ込める。卵・チーズ・海鮮が旨みを引き立てあう満足メニューだ。

11時30分~LO14時、17時~LO21時30分、不定休。
P無(提携駐車場有)。

●函館市若松町19-3
Tel:0138-84-1086

ふっくらふんわり大きな卵焼き

旬味 鹿六

落ち着いた雰囲気のなか、ランチやディナーを楽しめる同店では、20年前のオープン当初から長さ22cmの大きな卵焼きが人気。卵10個を使って強火で一気に巻き上げるこの卵焼きは、カツオ出汁の風味が豊かな「出汁巻」と、ほんのり甘い「厚焼き」の2種類があり、どちらもふっくらふんわり。できたては内側のクリーミーな食感も楽しめます。各960円でハーフサイズ(各740円)のオーダーも可。

11時30分~LO13時30分、17時~LO21時30分。
日曜、第2水曜のディナー休(月曜が祝日の場合は月曜休)。

●函館市本町31-8 池垣ビル1階
Tel:0138-33-4488

親子丼ならここ!

峠の親子丼

和食料理人として長年腕を振るってきた店主が昨年11月にオープンさせた、コンテナを再利用した親子丼の店。旨味あふれる自慢の「親子丼」(1,000円)は、砂糖を使わず醤油、みりん、特製昆布粉末などで、旨味成分をグッと引き出した優しい甘さのつゆが味の決め手。昆布風味の下味がついた、柔らかくジューシーな鶏肉と、とろとろの卵が絡んだ絶品の親子丼をぜひお試しあれ。注文を受けてから揚げるカリカリ食感の「塩からあげ」(5個700円)もおすすめ。テイクアウト可。

10時~16時。
木曜休。P有。

●亀田郡七飯町字峠下294-1
Tel:0138-85-6881

知る人ぞ知る町中華の技あり卵メニュー

チャイニーズハウス元宝

東京の有名店で修業したオーナーの味を求めて、昼はビジネスマン、夜は家族連れなどで賑わう、知る人ぞ知る町中華の隠れ名店。「天津飯」(1,050円)は、絶妙な火加減でふんわりと仕上げたカニ玉に、コクのあるコハク色のあんがたっぷり。驚くほどなめらかなあんの食感は、ダマにならないよう湯煎しながら丁寧に片栗粉を溶かすことで生まれるのだとか。ひと手間を惜しまない姿勢がおいしさの理由。

11時30分~LO14時、17時~20時、月曜休。
P有。

●函館市赤川町153-31
Tel:0138-47-7333

「フワトロ」も「プレーン」も絶品!

ビーズ・ビー

クラシックが流れる落ち着いた空間で、上質な洋食を味わえる店。根強い人気の「オムデミライス」(1,200円、チーズ入り+180円)は、卵が口の中でとろける「フワトロ」か、ご飯を卵で優しく包んだオーソドックスな「プレーン」か選ぶことができます。どちらも熟練の技が際立つ口当たりと、1週間かけて旨味を抽出したデミグラスソースが抜群の相性で、このデミグラスソースを使ったチキンライスと三位一体のおいしさ。テイクアウト可。「ランチセット」(1,400円)は、スープ、サラダ、デザート、ドリンク付き。

11時30分〜LO14時、17時30分〜LO20時。
月曜休。P有。

●函館市柏木町39-3
Tel:0138-51-7881

味しみしみ&サクサク食感の味玉天!

天丼専門店ふらわー

衣が薄めで、口当たりの軽い天ぷらが人気。同店の味付き卵は、鶏出汁や生姜などが入った特製ダレに2日間漬け込んでいるので、中まで味がしっかり。この卵を使った天ぷらが楽しめる「豚角煮天丼」(920円、テイクアウト980円)は、しみしみ卵&ホロホロの角煮に、衣のサクサク食感が加わっておいしさ倍増! 「味付き玉子天」(1個140円)を、好みの天丼にプラスするのもおすすめ。モーニングメニューのラーメンに「味玉」(1個120円)をトッピングすることもできます。

9時~LO14時、16時30分~LO19時30分。
月曜休。P有。

●函館市日吉町3-44-13
Tel:0138-31-0771

バターがふんわりと香る卵とベーコンのスパゲティ

赤い風車

「あかふう」の呼び名で親しまれている昭和52年創業のカジュアルレストラン。「カルボナーラ風車風」(スープ付き735円)は、オープン当初から提供している同店オリジナルの卵とベーコンのスパゲティ。ベーコン、玉ねぎ、ピーマンを入れて炒めたスパゲティの上に、バターと塩・コショウで味付けしたプレーンオムレツをオン! シンプルな味わいながらバターがふんわりと香り、1度食べるとまた食べたくなるひと皿です。

11時~翌6時(月曜は24時まで)。
火曜休。P無。

●函館市本町32-9
Tel:0138-54-3625

買えるおいしいたまご

鶏喜(けいき)ファーム

北斗市の山林に囲まれた静かな場所で国産鶏の「ゴトウもみじ」を平飼いする養鶏場。卵は10個入り600円。配達応相談。不在の場合もあるので訪問するときは要事前連絡。

●北斗市野崎237
Tel:090-6991-9497

ついき農園

七飯町・仁山のふもとにある有機農業に取り組む農園。有機野菜を食べて元気に育った鶏の濃厚でコクのある卵が評判。コープさっぽろ各店、道の駅なないろ・ななえでも販売。

●亀田郡七飯町仁山425-1
Tel:0138-65-5249

里山楽房

純国産鶏「岡崎おうはん」を平飼いで育てている「小野養鶏場」の直営ショップ。無添加の餌を与えた自然卵「おのたま」(6個パック720円〜)を販売。営業は金・土・日曜、祝日11時〜16時。

●亀田郡七飯町鳴川4-3-8
Tel:080-1977-9972

おいしいたまご 青いぽすと Vol.754