観光

奥尻ならではのお祭り

奥尻三大祭・自然あふれる温かい島で楽しむ夏の味覚

奥尻三大祭について紹介します。奥尻島の夏を存分に楽しむことができるイベント、賽の河原祭、室津祭、なべつる祭は地元民、観光客が一体となって楽しめます。自然に囲まれながら美味しいものを食べられるのですよ。

島ならではのイベント奥尻三大祭

自然豊かな奥尻島では観光シーズンの毎年6月から8月の間に三大祭が開催されます。奥尻ならではのイベントが盛り沢山で、島の自然、味覚、地元の人の温かさを感じることができます。

島外からの参加者も多く、地元の人をはじめ多くの人が楽しみにしている奥尻三大祭は、夏にしか味わえない海産物の味覚、小中学生による発表、参加した人全員が楽しめるイベントはどれもなかなか忘れられない素敵な夏の思い出になりますよ。

美しい自然と、温かい地元の人たちで作る三大祭はどれも魅力的で参加してみたくなるものばかりです。

そこで、一度は行ってみたくなる、参加したら絶対に忘れられない良い思い出になる「奥尻三大祭」を紹介します。

奥尻島の祭/賽の河原祭

道南五大霊場のひとつである稲穂岬の「賽の河原(さいのかわら)」では、6月中旬ころに「賽の河原祭」が開催されています。フェリーターミナルから島の北端に進んだ場所に、会場があります。

海難犠牲者や身内の故人の冥福を祈る慰霊のため、6ヘクタールの広い岬一帯が大小無数の石塔で埋め尽くされ、夜には灯篭流しなど、法要や供養のための行事が行われます。

島の小学生たちによる「子ども相撲大会」など楽しいイベントの催しもあり、賑わいを見せています。子どもたちだけでなく、親も熱くなってしまう人気行事です。

その他、ステージでは島芸人が集まるショーや歌謡ショーなど、毎年違ったイベントが行われ、島民と観光客が一緒に楽しみます。

夏の間、隣接している公園はキャンプ場としても観光客に利用されたり、地元民によるソフトボール大会が開催される自然豊かな場所です。

奥尻島の祭り/室津祭

出典:http://www.town.okushiri.lg.jp/

毎年7月、海の日前の土曜と日曜、2日間に亘って開催される「室津祭り(むろつまつり)」は島の南端「青苗地区」の漁港で開催されます。フェリーターミナルの奥尻漁港から島の南端へ車で約20分の場所に会場があります。

航海の安全と大漁を祈願して行われるお祭りで、奥尻の夏の始まりを感じることができます。

室津島までの「海上渡御(かいじょうとぎょ)」による漁船パレードは、島ならではのイベントなので見逃せません。パレードの船は青苗岬沖合にある無人島の「室津島」にある、室津嶋神社まで行きます。一般の観光客も青苗漁港前に行くと乗せてもらうことができますよ。

海上ボート引きや、発砲渡りなど、毎年海を楽しめるイベントが行われています。島外からも毎年イベントに向けて参加してくる人が多くみられます。

また、新鮮な魚介類をその場で焼いて食べられる「海の幸味三昧」は、地元の人をはじめ観光客にも人気があり、地元中学生による祈漁太鼓の発表や、歌謡ショー、子どもビンゴ大会なども行われ、大人から子どもまで沢山の人たちが楽しんでいる祭りです。

奥尻島の祭り/なべつる祭

奥尻三大祭のフィナーレを飾るのが8月下旬に行われるのが「なべつる祭」です。奥尻島の観光シンボルである「なべつる岩」にちなみ、観光祭と産業祭を兼ねた、島最大のイベントとして盛り上がります。

会場はフェリーターミナルからすぐ近くなので、誰もが参加しやすい場所です。

奥尻の夏の味覚を味わいながら、楽しいイベントで毎年盛り上がりを見せています。海上自衛隊によるセレモニー、大食いタレントに挑戦できるイベント、歌謡ショーをはじめとしたステージは大人も子供も、毎年楽しみにしている人が多くいます。

チームによる綱引き大会や女性尻相撲大会、踊りながら笑いが止まらなくなる「奥尻しりふり音頭」では参加者全員が楽しみ、島のアットホームな雰囲気を感じられます。

奥尻の夏の味覚ウニやアワビだけでなく、島で育った「奥尻和牛」も味わうことができるので、見て楽しく食べて嬉しいお祭りです。夏休み最後の思い出に、家族で参加してみて下さいね。

夏を楽しむイベントがたくさん!

6月の賽の河原祭りをスタートに、奥尻でのお祭りは夏を楽しむことができるイベントが盛り沢山です。新鮮な海の幸を味わい、島の人々と楽しむことができるので家族旅行にはとてもオススメですよ。

奥尻までの交通手段は、函館からの飛行機か江差、瀬棚からのフェリーがあります。季節によって時間帯が異なるので注意が必要です。

自然豊かな地域だからこそできるイベントや、島でしか体験できないイベントはどれも新鮮なものなので要チェックですよ!