【本紙記者が行く】新・函館市内名所巡り と〜と 東渡島、ぶらり日帰り旅
北海道〜本州最短地点
2人が最初に立ち寄ったのは、津軽海峡を隔てて本道と本州の最短地点となる場所。その距離は17・5キロメートルで、夢の架け橋を実現しようという構想もあります。天気のいい日には青森県・大間町を一望できます。
この日はあいにくの雨…。残念ながら本州は見えませんでした。天気のよい日に、絶対また来よう、と2人。
旧国鉄戸井線(アーチ橋)
鉄筋を使わないコンクリート製のアーチ橋は、芸術的な景観。
次に見学したのは幻の鉄道といわれる旧国鉄戸井線。戦前、汐首岬に海峡防備の目的で設置された要塞への兵員輸送などのため五稜郭駅〜戸井町浜町間に建設されましたが、戦況の悪化で着工が中止になりました。
トーパスヴィレッジ ムーイ
「トーパスヴィレッジ・ムーイ』は、美しい自然と触れ合うことができるオススメの施設。特に、森の中のスイートルームとして定評のコテージは、家族連れからカップルなど様々な利用者のニーズに対応できる洋室、和室がそろい人気。食事は開放的な空間・セルフグリルでたっぷりどうぞ!
問/
Tel:82-2000
ベッドに飛び込む花輪記者。「あ〜気持ちいい。このまま眠りたい」
室内にはキッチンも完備。これはとっても便利ですね。
2人はさっそくコテージの部屋に案内していただきました。
セルフグリルへ…。「おいおい、ビール飲む気かよ」
なとわ・えさん
国道278号線にある『なとわ・えさん』は、鮮魚や特産品を販売する物産館や、海の幸をたっぷり味わえる海鮮レストラン『ドルフィンランド』があります。
問/
Tel:85-4010
物産館では新鮮な魚
ドルフィンランドでオススメの
「帆立の稚貝と小海老のトマトクリームパスタ」(サラダ付、800円)
いただきます!
ツツジ公園
美しい自然、綺麗な花…。恵山は道南を代表する山のひとつとして、周囲の自然や山頂からの眺望がたくさんの人に親しまれています。5月29日午前11時からは、恒例の『第37回つつじまつり』が開かれ、大正琴やソーラン踊り、吹奏楽演奏が行われます。
問/
Tel:85-2331
天気が悪くて、公園内をたっぷり散策できなかったのがちょっぴり残念。午前中の取材を終え、おいしい空気を吸ってひと休み。
公園内にある彫刻『潮騒の娘』の横で同じポーズ。
水無温泉
恵山岬灯台近くにある『水無温泉』は、全国でも珍しい渚にある天然の露天風呂。
この日はあいにくの天気と波のため、温泉は海の中。あ〜残念。「入りたかったぁ。今度は天気のいい日に入ろう」と2人。でも、景色はよかった。
函館市灯台資料館「ピリカン館」
今回のぶらり日帰り旅もいよいよ佳境。2人がぜひ1度行ってみたかったという函館市灯台資料館『ピリカン館』へ。世界の灯台の記憶を詰め込んだ館内の展示テーマは「人と灯台と恵山岬周辺の自然」。楽しさいっぱい、そして大展望台から望む景色は最高です。
問/
Tel:86-2115
館内の見学開始!
ハンドルを回すと…
灯台に灯がともる!!
夢中になって見学する2人
館内にある大展望台は、本物の灯台の高さから大平洋、恵山岬周辺の四季を展望することができます。また、備えつけの望遠鏡を使えば、遥か遠くを見ることもできます。「素敵〜」「できれば仕事じゃなくて、イイ男と来るべき場所だよね」。どうぞ、この次はデートで来て下さい。
古部の大滝
古部トンネル(旧南茅部町)を抜けてすぐ左手にある古部の大滝はまさに大迫力! あいにくの雨が幸いしてか、その勢いに2人とも大感激。
「滝を見ると自分にもパワーが付くんだよ」「へぇ〜」。何のパワー?
東渡島、オススメお土産品
ひっぱりだこ
旧戸井町の特産品「ひっぱりだこ」は、津軽海峡で最も潮の流れの速い近海の大型ミズダコを主原料にしたタコのしゃぶしゃぶ。1度食べたらやみつきに…。
問/マルカ水産
Tel:82-2011
若造り昆布ほか昆布製品
『なとわ・えさん』の物産館では、有名な「がごめ昆布」製品ほか、各種の昆布製品がズラリ。美容が気になる女性には、ビタミンたっぷりの「若造り昆布」がオススメ。
問/なとわ・えさん
Tel:85-4010
おとひめ昆布
「おとひめ昆布」は、養殖昆布を成長する前に収穫したもの。1度乾燥した後でも水に入れるとすぐ柔らかくなり、おでんや煮物に最適。波に漂う姿がおとひめの羽衣のようだと命名。
問/函館市椴法華支所
Tel:86-2111
白口浜真昆布製品
白口浜真昆布は身が厚く、上品な味わいと澄んだダシ汁が豊富に取れることで有名。昔は「献上昆布」として珍重されたこの昆布を使った焼肉のタレや醤油、つゆは絶品!!
問/南茅部漁業組合直販加工センター
Tel:01372-2-5574