青いぽすと

函館のワインコインテイクアウト

2007-09-14 vol.380

函館のワンコインテイクアウトグルメ・500円で満足できる10の店

食欲の秋——。しっかり昼食を食べたつもりでも、少し時間が経つと「なんだか小腹が空いてきて…」なんて感じてしまう季節ですね。そんな時、ちょっとつまみたくなるのが、街角で売られているテイクアウトの軽食。今回は500円以内で楽しめる評判のお手軽グルメにスポットを当ててみました。

ワンコイン以内のテイクアウトメニューとはいっても、その味はどれもズバ抜けた美味しさばかり。老舗専門店の伝統の味が気軽に楽しめたり、最近、若者の間で人気を集めている食べ物を楽しめたりと、イートインの利用とはまた違った楽しみ方ができるのが魅力といえそうです。さあ、500円玉を握りしめて、さっそくウワサの味をお持ち帰りしましょう!!

揚げたてカレーパンが超人気!!

ブレスカフェ

長崎屋函館店正面入口前のお洒落なオープンカフェ『ブレスカフェ』で大人気なのが、揚げたての「カレーパン」(1個150円)。カッコいい味が好評の「イタリアンソーダ」(200円)と一緒に、ぜひご賞味あれ! この春から長崎屋前で展開中のこのカフェは、お洒落な車両や軽快なBGMなど、まるで海外のオープンカフェを思わせる1軒。約20種類のドリンクや、この夏から登場したビッグサイズの「ホットドッグ」(1日10本限定、280円)も大好評。テイクアウトしたドリンクやフードは店前に5卓ほど設置されたテーブルで味わうこともできる。買い物の後などに、ぜひ気軽に利用してみてはいかが…。

営業時間は月〜木曜日が午前10時〜午後6時、金・土曜日は午前10時〜午後7時。日曜日は午前9時〜午後6時。無休。

レイモンドッグ、いかが…

レイモン・ハウス元町店

市内元町の『レイモン・ハウス元町店』1階ファーストフードコーナーには、この店でしか味わえないメニューが豊富にそろっています。テイクアウトのオススメは、レイモン・ハウス人気の品を使用したドッグやサンド類(店内可)。特に「レイモンドッグ」(399円)は、子供から大人まで幅広い層に人気。ほかにも、ピリッと辛い「スパイスドッグ」や「レイモンサンド」(各399円)など、手軽に味わえるメニューが充実しています。生涯をハム、ソーセージ作りに捧げたカールレイモンさんの技術と伝統の美味しさをぜひ1度、味わってみてはいかがですか。

営業時間は午前9時〜午後6時(ファーストフードコーナーは午後5時30分まで)。無休。駐車場有。

●元町30-3
Tel:22-4596

面白たい焼に注目!!

ピーターパンエクスプレス

“面白おかしく”をコンセプトに、全国300店舗を展開する株式会社ピーターパンコモコの道内58店舗目の直営店『ピーターパンエクスプレス』が、市内港町1丁目・市立函館病院付近のスーパーアークス内にオープン。全6種類のたい焼が人気を集めている。定番の「小倉あん」(110円)、「クリーム」(同)をはじめ、ちょっとお洒落な「小倉クリームチーズ」(130円)、抹茶風味の皮が美味しい「抹茶クリーム」(同)、ココア風味の皮とバナナ&チョコのハーモニーが最高の「バナナチョコ」(150円)、甘くないたい焼として話題を集めている「ねぎみそチャーシュー」(160円)というラインナップ。ほかに、季節ごとに登場する旬の逸品は、来店してのお楽しみ…。

営業時間は午前10時〜午後8時(LO)。休日はスーパーアークスと同じ。

ちょっと贅沢なおにぎり

米の家はなだ

おにぎりの販売をはじめて25年。市内松陰町にある『米の家はなだ』のおにぎりは根強いファンが多い逸品。吟味された米、海苔、具にはそれぞれ手間を惜しまず“冷めても美味しいおにぎり”になるための工夫がされています。また、具が真中だけにあるのではなく、全体に入っているのが特徴。最初から最後まで米、海苔、具を味わえるちょっと贅沢なおにぎりともいえますね。鮭・タラコ(各125円)、カツオ・梅(115円)と値段も手頃で、「この値段では安い!」という声も少なくないほど。予約も受け付けており、前日までの予約で1個につき10円引。詳しくは電話でどうぞ。

おにぎりの販売は午前7時〜なくなり次第終了。毎週日曜日定休。

●松陰町1-31 Tel:51-7643

ヘルシーなベーグルサンド

エドワーズ

市内松風町の『エドワーズ』では、ベーグルサンドの定番のスモークサーモンとクリームチーズをはさんだ「スモークサーモン&クリームチーズサンド」(420円)がおすすめです。
粉と塩で作ったシンプルな無添加のベーグルはしっかりした噛みこたえが特徴。たっぷり入ったクリームチーズにスモークサーモンとスライスオニオンがヘルシー好みで好評です。
全てテイクアウトメニューで、パンは全粒粉で作った食パンとピタパンとベーグルの3種類から選び、6種類のフィリングを組み合わせてお気に入りのサンドを作れます。テイクアウトのほかに、2000冊以上の本がある2階のスペースではゆっくり飲食もできます。

営業時間は午前11時〜午後7時。毎週火曜日定休。

●松風町16-17
Tel:26-1656

50年親しまれた昔ながらの味…

大門 あま太郎

昭和33年創業という50年の歴史を誇る市内松風町にある『大門 あま太郎』は、開店の頃から作り方を変えず、2代目になった現在でも昔ながらの味を守っています。材料は小麦粉から小豆、白あん用の白インゲン、砂糖まで道内産を使用しています。添加物や防腐剤は一切使わず、天然の味が人気です。あんは毎日、店の釜で3時間ほどかけてじっくり練り上げて作っています。値段は小豆、白あん、クリーム、チョコは各1個85円、胡麻90円。1番人気があるのはやはり小豆あんで、若い人にはクリームが人気だそうです。俳優の渥美清も買いに来たことがあり、また観光客もよく訪れ、最近では外国人のお客さんも増えているそうです。

営業時間は午前10時〜午後7時30分。毎週木曜日定休。

●松風町1-14
Tel:26-0513

これぞ、たこ焼の王道!!

蛸焼こがね

外はカリッ! 中は柔らか…。まさにたこ焼の王道をゆく市内宝来町『蛸焼こがね』。
開店は25年前で、現在は2代目の店主が切り盛りしています。美味しさの秘訣は、隣の魚店から仕入れる新鮮な蛸を使用している点と、作ったものをホットボックスなどで保存しないことだそうです。できるだけできたてを出したいということから少々待つこともありますが、そこがまた美味しさのポイント!
車で来る人は、車内で出来上がりを待っていると電灯が点滅。それができたという合図です。ソースのみとマヨネーズをかけたものとの2種類があり、価格は10個300円、15個450円です。

営業時間は平日は午後2時30分〜午後11時、土・日曜日、祝日は正午〜午後11時。毎週月・木曜日定休。

●宝来町22-1
Tel:27-7060

国産材料を使った無添加コロッケ

後藤精肉店

市内湯川町2丁目の『後藤精肉店』の「手作りコロッケ」(65円)は、サクッとした衣と、しっとりとしたジャガイモのコクのある味が、子供から大人まで人気となっています。
子供が安心して食べられる手作りコロッケを作ろうと試作を繰り返し、完成させたのは、国産の牛豚のひき肉と野菜を使った無添加のもの。お惣菜に…、お弁当のおかずに…と、10年以上も人気を集めている逸品です。
もうひとつのおすすめは「手作りメンチカツ」(65円)で、国産牛ひき肉100%の安心で、お惣菜の定番として人気。

営業時間は午前10時〜午後7時。ただしコロッケは午前11時〜揚げはじめます。毎週日曜日、祝日定休。

●湯川町2-26-16
Tel:57-8287

ヘルシー&極旨シフォンケーキ

函館おたふく堂

市内中道1丁目の『函館おたふく堂』は、“豆の貴婦人”と呼ばれる鶴の子大豆の豆乳とおからを使い、防腐剤、膨張剤、着色料を一切加えずに作るヘルシーで美味しいシフォンケーキのお店。
イチオシは、カロリーや糖分を控え卵黄を使わず卵白のみで焼き上げた「函館シフォン」。ほうれんそうや地元産のにんじんを使ったり、メロンやかぼちゃなど期間限定の旬のシフォンも含め全20種ほどと、種類豊富でどれも繊細な味わい。1カット120円というお手軽さもうれしいポイント! 直径12cmで500円、生クリームと旬のフルーツでデコレーションされたシフォンもおすすめ。ダイエット中の人にも喜ばれている美味しいケーキ。ぜひ1度お試しあれ。

営業時間は午前10時〜午後7時。

●中道1丁目22-5
Tel:32-2300

老舗の手作りだんごが評判

鶴乃餅

市内宝来町にある『鶴乃餅』は、創業57年、全国菓子大博覧会で名誉金賞を受賞したこともある餅と和菓子の老舗。名物の「宝来だんご」(1本90円)は2種類の上新粉をブレンドして手作りし、その日に作ったものだけが並ぶ安心の美味しさ溢れる串だんごです。ごま、しょうゆ、あんの3つの味があり、あんの甘さやだんごとの絡み具合は工夫を重ねて出来上がり、守りつづけてきたこの店ならではの味わい。しょうゆのこの見事なてりとだんごの香ばしい焼き目、甘すぎないごまだれのつやに、シンプルなあんの旨み、どれをとっても、またついもう1本と手が伸びてしまいます。1パック10本買うごとに、お好きなだんご1本のおまけ付。

営業時間は午前8時30分〜午後6時。毎週日曜日定休。

●宝来町22-4
Tel:23-1634

ワンコインで楽しめる”旨い”と評判のお持ち帰りグルメ特集!! 青いぽすと Vol.380