函館の和菓子
2021-09-17 vol.716
函館の和菓子・スイーツ人気2021!気になる賞味期限0日とは!?
食欲の秋におすすめの和菓子。クリームたっぷりな洋菓子に比べるとヘルシーなイメージがあり、現在はコンビニスイーツとしても人気。函館の老舗を含むオススメの和菓子屋さんを、人気商品とともにご紹介。
函館でだんごと言えば…
やきだんご銀月
創業55年を迎えた湯川町2丁目にある『やきだんご銀月』のだんごは、しっかり甘いのに砂糖控えめで後味がさっぱりしている「あん」、3種類のごまをブレンドした「ごま」、子供にも人気の「しょうゆ」があり、各1本119円で、10月頃からは「きなこ」も登場予定。
お土産にはもちろん1本からでも気軽に買えるこのだんごは、北海道産米100%の上新粉を使用しているので購入後はできるだけ早く食べるのが◯。
8時30分~17時30分(木・日曜は9時~17時30分)。
不定休。P有。
●函館市湯川町2-22-5
Tel:︎0138-57-6504
あつあつの美味しさ! 焼きたてロマネスク
はこだて柳屋
『はこだて柳屋』の銘菓「ロマネスク函館」(140円~)は、パイの中にあんが入った地元のお菓子の定番。その焼きたてが毎週土曜日11時から12時まで限定販売されている。湯気がたつサクサクのパイ生地にかじりつくと、熱々のあんがトロリと溶けだし、まさに今だけココだけの特別な美味しさ。
こしあん、林檎パイ、焼きチーズ、ホワイトの4種類のうち、何が販売されるかは当日のお楽しみ。伝統を守りながら嗜好に合わせて進化する老舗の、知る人ぞ知るレアな味わいをぜひ。
8時30分~20時。
無休。P有
●函館市万代町3-13
Tel:0138-42-0989
餅も豆もあんも絶品!
市中屋
1934年創業の『市中屋』は、現在4代目店主が天候や材料の状態に合わせて微妙な調整をしながら、代々受け継がれている味を守っています。人気の「豆大福」(130円)は、餅米100%ならではのコシの強さが際立っており、風味をしっかりと感じる赤えんどう豆や優しい甘さの自家製こしあんと抜群のハーモニー。できたての味わいはもちろん、オーブントースターで焼いても美味しいと評判。
売り切れる場合があるので、予約が確実。事前予約でつぶあんに変更可能。
9時~16時30分。
火曜休。
●函館市谷地頭町26-11
Tel:0138-23-3027
クセになる食感と飽きのこない味わい
はるの餅
定番から季節の餅菓子までそろう『はるの餅』の「すあま」は、シンプルだからこそ作り手の技量が分かる逸品。
上新粉で作る「すあま」は、ほどよい弾力とモチモチとした食感が特徴で、ほんのりとした甘味は飽きのこない美味しさ。がごめ昆布とくるみ入りの「こんぶすあま」も販売しており、昆布の風味とくるみの食感がいいアクセント。2つの味を食べ比べてみては…。
餅の中にくるみと自家製のつぶあんが入った「はるの餅」も人気。
価格は各130円、8時~18時30分。
不定休。P有。
●函館市松風町2-5
Tel:0138-23-3133
秋のおすすめ、栗蒸し羊羹
千秋庵総本家
羊羹には本煉羊羹や水羊羹、蒸し羊羹などといった種類があります。
1860年創業の老舗の名店『千秋庵総本家』が秋におすすめする羊羹は、柔らかくてねっとりした食感と豊かな風味の蒸し羊羹。
秋の味覚の代表格といえる栗を使った「栗蒸し羊羹」(250円)は、道産小豆の香りの中に栗の味覚が贅沢に散りばめられた魅惑の逸品。熟練した職人が伝統的な独自技法で仕込んで美味しく蒸し上げた秋の味覚を、ぜひこの機会にご賞味ください。
宝来町の本店ほか、本通店、丸井今井函館店、ハコビバ店で発売中です。
【本店】
●函館市宝来町9-9
Tel:︎0138-23-5131
素材にこだわり作るべこ餅
菓匠 ゆめや
伝統を守りつつ、新しい感性を加えた和菓子を作り続けている『菓匠 ゆめや』。
人気の「べこ餅」(各130円)は北斗産ふっくりんこの上新粉を使うなど、地産地消を心がけています。
ラインナップは写真の沖縄県の黒糖を使った「黒糖べこ餅」、柚子の爽やかな香りを楽しめる「柚子べこ餅」、ヨモギの風味豊かな「蓬べこ餅」の3種に、「胡麻べこ餅」と「胡桃べこ餅」を加えた全5種類があり、ひとつひとつ職人さんの手で成形して作られています。
黒糖べこ餅の生地でつぶあんを包んだ「べこ団子」もオススメ。
9時~18時(日曜~17時)。
不定休。P有。
●北斗市東浜2-22-7
Tel:0138-73-9620
熱いお茶と一緒にどうぞ
御菓子処 ひとつ風
季節感を大切に、丁寧に手作りされるお菓子が評判の『御菓子処 ひとつ風』では、夏が過ぎ、少し涼しくなって熱いお茶が恋しくなってくるこの時期は、「薯蕷饅頭(じょうよまんじゅう)」(220円~)がおすすめです。
このお菓子は、すりおろしたつくね芋を生地のつなぎに使った蒸しまんじゅうで、もっちりしっとりとした食べ心地が特徴的。中のあんこはつぶあん、こしあんなど時期によって変わり、9月下旬ころからは毎年好評の栗あんを使った商品(=写真)が登場予定。
9時~17時(短縮営業中)。
水曜休、他月1回火曜不定休。P有。
●函館市松陰町8-1
Tel:0138-54-8977
できたてを召し上がれ!
和創菓 ひとひら
「ヨシダのお菓子」でおなじみの「株式会社 吉田食品」の直営店『和創菓 ひとひら』の「ひとあわせ」(270円)は、その日の朝に生地を焼いて仕上げる「賞味期限0日」のどら焼き。
北海道産小麦の「きたほなみ」や、乙部町産のアカシアハチミツ、卵は栄養価の高いものを厳選するなど、素材からこだわって作られる焼きたての生地は、風味豊かで弾力があり、手間ひまかけて作られる大納言小豆を使った小倉あんとも相性抜群。くどくなく、すっきりとした味わいが支持されています。できたての美味しさをぜひお試しあれ!
9時~19時。
無休。P有。
●函館市西桔梗町851-13
Tel:0138-83-6668
おしるこのお持ち帰りはいかが?
大福の大阪屋
北海道産のもち米100%の餅と十勝産小豆を使用した自家製あんで作る大福が定評の『大福の大阪屋』では、小豆の風味とほどよい甘さ、さらにほんのりと効いた塩加減とのバランスがいい「お持ち帰りのおしるこ」(650円)が人気です。
滑らかな口当たりの「こしあん」と小豆の食感を楽しめる「粒あん」があり、どちらもモチモチでコシのある焼きたての餅との相性は抜群でいうことなし! できたての味と香りに心も温まるおしるこをぜひ1度、試してみてはいかがでしょうか?
大福(各種220円)もお見逃しなく。
11時~16時。
水曜休ほか不定休有。
●函館市桔梗町418-486
Tel:050-2020-8870
昔から変わらぬ伝統の味…
なか川菓子舗
明治5年創業の老舗和菓子店『なか川菓子舗』は、昔から変わらぬ製法により、創業当時から変わらず続く伝統の味を提供しています。
餅米100%のご飯とあんのバランスが絶妙な「おはぎ」(120円)は、小豆の風味や食感を楽しめる「つぶあん」となめらかで喉越しのいい「こしあん」があり、どちらも米の豊かな甘味やほどよい柔らかさなど熟練の技を感じる逸品です。
また、新商品の「大福3兄弟」(200円)は、石臼つきの餅を3種類楽しめます。
9時~17時30分。
日曜、祝日休。毎月1日と15日は亀田八幡宮で販売のため店舗は休業。
●函館市八幡町17-20
Tel:0138-41-8054