函館の温そば・かけそば

2023-10-13 vol.765

函館の「温そば・かけそば」が美味しいと人気のお店11

寒くなると食べたくなる温かいそば。温そばよりも「かけそば」というのが一般的かもしれませんけど、具が乗ってると「かけそば」とは言わない人もいますよね。具が乗ってる、具は別、具だくさんと色々ありますけど、函館でオススメの温かい蕎麦が人気のお店とメニューをご紹介。

函館の「温そば・かけそば」が美味しいと人気のお店11

合わせだし香る天ぷらそば

エムズスタイル

エムズスタイルの天ぷらそば

カフェのような内装がお洒落なそば処。自家焙煎コーヒーやスイーツメニューも提供しており、気軽に立ち寄ってほっとひと息つけるのも魅力。温かいそばのイチオシは「天ぷらそば」(1,380円)。季節の野菜や海老の天ぷらは衣がサクサク! 蘭越町産のそば粉を使った香り豊かな麺の風味をきわだたせるため、5種類ものだしを使って旨味をじっくりと引き出した贅沢なそばつゆで楽しめる。麺は前日までの予約で手打ちそばに変更可能(+150円、2人~)。

11時30分~LO14時30分、17時30分~LO21時30分。
日曜、第3月曜休。P有。

●函館市梁川町22-23
Tel:0138-76-0636

古民家で味わう極上手打ちそば

板そば 池田や 序葉久

板そば・池田や・序葉久のカツカレーそば

契約農家から仕入れる極上のそばの実を、挽きたて・打ちたて・茹でたての三たてで味わえると評判の店。昨年好評だった「カツカレーそば」(並1,150円)が今年も登場。シビれる辛さのカレーつゆに、衣サクサクのジューシーなトンカツがのった、味もボリュームも大満足の1杯。殻まで挽きこむ挽きぐるみの太めのそばは味も香りも濃厚で、パンチの効いたつゆにも負けない。寒くなる季節、お腹の中から温まっては?

11時30分~LO14時30分。
土・日曜、祝日は夜(17時~LO19時30分)も営業。不定休。P有。

●亀田郡七飯町大川1-10-4
Tel:0138-64-2211

週替わりで通いたい手打ちそば店

そばの館がびの

「そばの館がびの」のニシンそば

そば打ち教室も主催する手打ちの名店。問屋を通さず直接仕入れた高品質のそば粉を週替わりで使用し提供。その日の朝に手打ちする十一そばで、繊細な香りとのど越しの「更科」か、風味豊かな「並み」かを、その日の気分で選べるのもうれしい。おすすめは「ニシンそば」(1,250円)。店主の母の味を再現したというニシンの甘露煮は、4日間かけて砂糖と醤油のみでじっくり味を含ませながら丁寧に炊き上げる。脂のしつこさがなく素朴な旨味がいっそうつゆの味わいを引き立てている。

11時30分~LO14時。
金曜休。P有。

●函館市昭和1-14-1
Tel:090-8905-4342

好みのそばで味わう「天ぷらそば」

そば処 満る大

そば処・満る大の天ぷらそば

創業は大正7年。そば粉7割、小麦粉3割のそばがメニューの基本となり、ほかに、そば粉8割、小麦粉2割の「手打ち挽きぐるみ」(+160円)、そば粉10割の「田舎そば」(+220円)、新そばの時期限定で現在提供中の「十割そば」(+220円)があって、好みで変更ができます。「天ぷらそば」(1,200円)は、ひと口目にそばの風味を楽しみ、揚げたての海老天を1本味わってから、だしの効いたつゆに浸った天ぷらとそばを味わうのがおすすめの食べ方。

11時30分~14時20分。
夜は休業中。月曜、第3火曜休。P有。

●函館市谷地頭町34-5
Tel:0138-22-5953

旨味、甘味、辛味が融合した季節のそば

そばと酒 柏木町三貞

そばと酒・柏木町三貞の樽前湧水豚と王様しいたけのピリ辛そば

道南産のそば粉10割と北海道産小麦粉2割の外二八そばを提供。季節のそばも楽しめ、10月は挽きぐるみそば粉を使用した「樽前湧水豚と王様しいたけのピリ辛そば」(1,150円)を用意。温そば用に作るつゆは、だしの旨味と甘味が引き出され、このつゆにラー油の辛味、ごま油の香ばしさ、樽前湧水豚、えぞまいたけ、王様しいたけ、軟白ねぎの味わいがなじみ、想像を超えるおいしさ。そばの豊かな風味もしっかり感じます。

11時~LO14時30分、17時~LO20時30分(日曜、祝日LO19時30分)。
月曜休。P有。

●函館市柏木町7-32
Tel:0138-52-1055

手打ちそばと甘辛い鰊のハーモニー

そば切り工房しら川

そば切り工房しら川の温かいにしんそば

道央・空知管内北竜町のそば粉を使用し、そば粉10割、中力粉2割の手打ちそばを提供。かけそば専用に本枯鯖節、南茅部町産昆布でだしを取り、あっさりとしながらも風味豊かに仕上げたつゆを使った「温かいにしんそば」(1,050円、冷有)は、甘辛く炊き上げた鰊のやわらかくほろほろとした食感と、しなやかでコシのあるそばが、おいしさを引き立て合います。大揚げが2枚のった「こんこんきつねカレーそば」(1,100円)も人気。

11時30分〜LO14時15分(そばがなくなり次第終了)。
水曜休。P有。

●函館市湯川町3-11-21
Tel:0138-57-7741

1,180円のカツカレー南がなんと! 期間限定690円!

酒・そば処 五稜郭ふでむら

「酒・そば処・五稜郭ふでむら」のカツカレー南蛮そば

北海道産の石臼挽きのそば粉を使ったのど越しの良いごまそばが評判の同店では、人気の「カツカレー南蛮そば」を10月13〜31日の期間、「青ぽ見た」で通常1,180円のところ、ライス無料サービス付き690円で提供してくれます。だしが効いたそば屋のカレーは、辛さの中にも旨味が広がる深い味わい。カラッと揚がったカツは肉のおいしさが閉じ込められ、カレーが染み込むとさらに美味。カツは大海老フライまたはカキフライに変更可。ほかにもお得なキャンペーンを実施中!

11時〜22時(そばがなくなり次第修了)。
無休。P有。

●函館市五稜郭町36-1
Tel:0138-32-5014

ボリューミーなメニューそろってます

蕎麦酒彩 吉兆庵

蕎麦酒彩・吉兆庵の天とじそば

広くゆったりとした店内には、椅子席と掘りこたつの小上がり席があり、1人でもグループでも利用しやすいと人気の店。数種類の天然素材をブレンドしただしを使ったつゆは、しっかりとした深みがあります。自家製の細麺は香りが高くのど越しも◎。寒くなった季節におすすめしたいのは大きな海老天がうれしい「天とじそば」(1,050円)。メニューには単品のそばはもちろん、ランチや定食もそろっていて、17時〜居酒屋メニューも豊富に用意されています。そばの大盛りは+150円。

11時30分〜14時30分、17時30分〜LO20時。
水曜休。P有。

●函館市赤川1-24-2
Tel:0138-47-6151

健康志向のこだわり韃靼そば

蕎麦と天ぷら 千乃家

蕎麦と天ぷら・千乃家の天ぷらそば

「ふでむら大中山店」が2020年7月に移転・リニューアル。従来のごまそばに加え力を入れているのが、血糖値の上昇を緩やかにするとも言われるケルセチンを豊富に含み、苦そばとも呼ばれる韃靼そば。この秋から提供を始めた千乃韃靼ライトは、より苦みを抑えた配合で、さらにおいしくなったと評判。創業以来継ぎ足しで守ってきたかえしが効いた、きりりとしたつゆとの相性も抜群。サクサク食感が自慢の海老天の「天ぷらそば」(1,150円)がおすすめ。50g増量サービス中。

11時~LO14時(土・日曜LO15時)。
水曜休。P有。

●函館市桔梗4-3-16
Tel:0138-85-6934

濃厚なだしが香る二八の手打ちそば

松よし

松よしのイカミンチカツそば

創業35年、長年愛されてきた味を2代目が引き継いだ。石臼挽きの風味豊かな道産粉の二八の手打ちそばは、コシがありのど越しなめらか。大きな海老が2本のった天ぷらそばも人気だが、注目の「イカミンチカツそば」(1,050円)は、中野かまぼこ製造所のイカメンチがのった、食べ応えも満点のあったかそば。たっぷりの宗田節と昆布でひいた濃厚なだしが香るつゆが、イカメンチにジュワっとしみる。2つの老舗の味が丼の中でひとつとなってうまさを引き立て合う1杯。

11時30分~LO14時。
月曜休。P有。

●函館市中島町6-8
Tel:0138-56-4511

香り高く深みのあるつゆが決めて

そば膳 一富士

そば膳・一富士の生姜ニンニクカレー南蛮

道央の町・北竜町から取り寄せた石臼挽きのそば粉を使った手打ちそばを提供。外二八で手打ちするそばは、コシがしっかりしており、さらにのど越しもよいのが特徴。写真の「生姜ニンニクカレー南蛮」(950円)はその名の通り、生姜やニンニク、カレーのスパイスの効果で、身体を芯からポカポカと温めてくれます。揚げた麺のトッピングが見た目と食感の楽しさを演出。そばがなくなり次第終了となるので、事前に電話確認をして訪問するのがおすすめです。

11時~14時。
不定休。P有。

●函館市桔梗4-15-6
Tel:0138-87-0062