青いぽすと

実際、肩こりや腰痛は、加齢とともに筋肉が衰えることが大きな原因とされており、適度な蛋白質の摂取と適度な運動は健康作りに不可欠といえる。また、疲れやすさや不眠の原因にはビタミンＢ１不足があるといわれるが、実はこのビタミンＢ１を含む身近な食材が豚肉であり、しかもこの豚肉に含まれるビタミンＢ１は加熱に強いというのだ。
必ずしも「肉＝不健康」ではない。今回は、牛、豚、鹿、馬、猪、鶏、スッポン、羊、鴨、鯨といったそれぞれの肉料理で有名な店をピックアップして、その逸品にスポットを当ててみた。さあ、この秋冬こそ、街で話題の美味しい肉を堪能してみよう。

ステーキ食べ放題！

函館国際ホテル１階『アゼリア』

函館国際ホテル1階『アゼリア』では、11月1日から11月30日まで「十勝牛ステーキ食べ放題プラン」を開催します。
料金は何と3000円。柔らかでジューシーな美味しさをたっぷり堪能できる十勝牛のサーロインステーキが好きなだけ食べられる驚きの食べ放題プランです。パンまたはライス、スープ、サラダ、コーヒー付。上質で安心な和牛を、注文に応じてその都度焼き上げてくれるので何枚でも食べられそう！　ソースも食欲をそそる醤油ベースの3種類をご用意。ホテルならではの高級感ながらこのお得感は見逃せません。午後5時からのディナータイムのメニューです。

営業時間は午前11時〜午後9時（ＬО：午後8時30分）。

●大手町5-10　Tel：23-8755

とろける味わい、イベリコ豚

プティ・コション

どんぐりを食べて自然放牧で育ったスペイン産のイベリコ豚は、脂身の融点が低く口の中でとろける味わいと肉そのものの味が濃いのが特徴。
生ハムの中でも最高級品「ハモンイベリコ」の原材料として有名で、スペインの料理人が世界中にその美味しさを広めました。『プティ・コション』では肉の味を生かすためにシンプルに焼き汁と松の実のソテーを添える「イベリコポークのソテーポテトのピュレ添え」（3150円）が絶品です。サシと呼ばれる脂が入ったしっとりとやわらかい肉の美味しさを味わう逸品です。コースの場合＋1000円。

営業時間は午前11時30分〜LO：午後2時、午後5時30分〜LO：午後9時30分。毎週月曜日定休。駐車場有。

●梁川町12-13　Tel：56-5600

道内産の馬肉がヘルシー

くまや

市内本町の『くまや』は、函館で早くから馬肉を扱っている店として有名。
馬刺、ステーキ、すきやき、桜鍋と種類が豊富で、最も人気があるのは「馬刺」（上1人前1300円、極上1500円）。使用する馬肉はすべて道内産で、冷凍物は一切使用していないので、味が断然違います。
馬肉は高タンパク、低脂肪でヘルシー。脂はスキンクリームとしても使われるほど体に効能があることは昔から知られています。味はクセがなくあっさりした味。半年ほどねかせて作るという特製の極上のタレで食べると、その美味しさは一層。

営業時間は午前11時30分〜午後2時、午後5時〜午後11時。定休日は毎週日曜日。

●本町32-9　Tel：53-8617

エゾ鹿が旨いっ！

Hakodate Dining 備後屋

11月1日、いよいよエゾ鹿猟が解禁！　そこで注目したいのが、もうすぐ5周年を迎える市内本町の隠れ家的ダイニング『備後屋』のエゾ鹿料理3品。道内弟子屈町のハンターから直接仕入れる鹿肉は、とにかく柔らかくて新鮮。「エゾ鹿のロースト赤ワインソース」（980円）は、赤ワインとカシスリキュールで作ったソースが絶品。「エゾ鹿のカルパッチョ」（880円）は、マヨネーズ＆バルサミコ酢ベースのソースが鹿肉本来の旨味を引き立てる。特製ダレが自慢の「エゾ鹿のユッケ」（880円）も肉好きなら絶対見逃せない。どれも、ビールやワインなどのアルコールと一緒に楽しむのにぴったりの逸品。

営業時間は午後5時30分〜午前1時（LO:午前0時）。日曜日不定休。

●本町28-15　Tel：31-5555

選び抜かれた銘柄鶏

炭串　将吉

鶏肉を味わうなら、市内鍛治2丁目の『炭串　将吉』がオススメ。使用しているのは、選び抜かれた東北地方の銘柄鶏。普通の焼き鳥の3倍ほどの大きさの「鶏精肉」もこの鶏肉を使用し、つぎ足しされているサッパリとしたタレとの相性も抜群。手を加え旨味を追求した塩と両方試してほしい。
そのほかにこの鶏肉を味わえるメニューは、「炭焼きテリマヨチキン」（680円）や特製醤油ダレに3日間漬けこんだ「若鶏の唐揚げ」（580円）、これからの時期にピッタリの「土鍋熱々鶏雑炊」（720円）など。
メニューは170種類と豊富なので、ほかのメニューも要チェック!

営業時間は午後5時〜深夜1時（LO:午前0時）。無休。駐車場有。

●鍛治2-36-8
Tel：51-3635

味付生ラムが旨い！

喜兆

ジンギスカン、ラムしゃぶなら、市内湯川3丁目の『喜兆』が旨い。肉は臭みがなく柔らかい生ラムを使用。人気の「特選味付ジンギスカン」は味噌味、醤油味のいずれかを選べ、野菜付で880円。さらに味付にひと工夫した「喜兆オリジナル味付ジンギスカン」は野菜付で1180円。野菜は特選醤油ダレでどうぞ。鍋と焼き方に工夫を凝らし、無煙に近いのも嬉しい点。また、シメにうどんを入れて楽しむのもオススメで、うどん玉は100円。ゆずポン酢またはごまポン酢でいただく「ラムしゃぶ肩ロース」（1180円）も好評。ほかに、ジンギスカン食べ飲み放題（90分3480円）などのお得なプランも有。

営業時間は午後5時30分〜午後11時00。毎週月曜日定休。駐車場有。

●湯川3-11-25
Tel：36-0011

こだわりのクジラ料理

季節居酒屋ひろべ

市内美原3丁目にある『季節居酒屋ひろべ』の名物料理、「クジラのベーコン」（1500円）は、店主こだわりの手作りの1品です。コクがありながらさっぱりとしたその味わいは1度食べるとやめられないのだとか…。生姜醤油をつけたり、細かく刻んで白髪ネギと和えたものもおすすめ。独自の調理法でいっそう柔らかく美味しくなったクジラのベーコンをどうぞ。
また、生のクジラのウネスをスライスして、炭火でサッと焙った「ウネスの炭火焼き」（1500円）は、クジラ独特の旨味と焙った香りが移って絶妙の美味しさです。
品切れの場合もあるのでお店の人に確認して下さい。

営業時間は午後5時〜午後11時。毎週日曜日定休。

●美原3丁目26-11
Tel：47-4232

猪肉、極上のフレンチ

ブランヴェール

広い窓からの緑を眺めながら、上質のフランス料理が楽しめる『レストラン　ブランヴェール』は、隠れ家的ながら本格的な料理が評判のお店。今回の「猪肉の網焼きグリーンペッパーソース」のくせのない柔らかさとジューシーな美味しさは感動です。さらに絶妙なソースと絡み合い口の中が幸福感でいっぱいになる至福の味。この料理はディナーのコースの中に組み込まれたメインの1皿で、芸術的な前菜、魚料理、メインの肉料理、デザート、カフェという内容になっています。ディナー（要予約）は3800円〜。

営業時間は午前11時30分〜午後2時（LO）、午後6時〜午後8時30分（LO）。毎週月曜日（祝日は営業）、毎月第3火曜日定休。

●七飯町大川6-12-36
Tel：66-3005

受け継がれる伝統の味

五島軒本店　雪河亭ラウンジ

明治12年創業、『五島軒本店』といえば、初代コック長から受け継がれているカレーが有名。特に、昭和天皇も召し上がった「メモリアルリッチ鴨カレー」（サラダ、コーヒー付1785円）は、『雪河亭ラウンジ』のメニューの中でも根強い人気。厳選した鴨のもも肉と生クリームやバターを使用したまろやかでコクのあるカレーの相性は抜群。特製合鴨のロース肉を使用した「特選メモリアルリッチカレー」（スープ、サラダ、シャーベット、ケーキ、コーヒー付3150円）もオススメです。大きな鴨肉がたっぷり入った缶詰は、2人前2625円。鴨肉とカレーが織り成すハーモニーをぜひお試しあれ。

営業時間は午前11時30分〜午後8時30分（LO:午後8時）。無休。駐車場有。

●末広町4-5
Tel：23-1106

コラーゲンが豊富！

旬彩　粋匠

スッポンは蛋白質と脂質が少なく低カロリーでビタミンA、ビタミンB1が豊富に含まれており、漢方では甲羅は精力剤とされています。
市内本町の『旬彩　粋匠』では鍋、竜田揚げ、肝の刺身、ワインで割った生血がセットのフルコースがあります。スッポンは食肉になる部分は少ないのですがコラーゲンが豊富なことが特徴で、肉は地鶏のような味です。鍋は最後にダシがよく出てコラーゲンも豊富なスープで雑炊を作ります。普段の食事ではとりにくいコラーゲンが、これでたっぷり食べられます。値段は4人前で14000〜15000円（時価）で要予約。

営業時間は午後5時30分〜午後10時30分（LO：午後10時）。毎週水曜日定休。

●本町23-5
Tel：52-5569