函館人気エリアグルメ地図
2011-06-14 vol.470
函館の人気観光エリアのおすすめランチ・散策グルメ
生まれ育ったこの街…、すっかり住み慣れたこの街…、いまでは何でも知っているつもりのこの街…。でも、初夏の爽やかな風に誘われて、ちょっと時間をかけて散策してみれば、見慣れた景色の中にも、ちょっと素敵な発見があるかも知れません。そして散策の後は美味しいランチ、そして評判グルメのテイクアウトはいかが…。
ベイエリア
函館のウォーターフロント開発地区のランドマーク的存在として知られる金森倉庫群。その周辺に広がるベイエリアの魅力は、港街として歴史を積み重ねてきた時代の面影を残す街並だ。例えば、かつての繁栄を物語るBAYはこだての掘割と、その入口に架かる七財橋。海の上に架かる橋…なんてロマンチックなのだろう。
みなとの森
BAYはこだての掘割のすぐ近くに建つ『みなとの森』は、函館女子から人気のレストラン。注目は、本日の前菜、ミニスープ、週替わりのメイン(肉or魚orパスタ)、パンorライス、コーヒーor紅茶、本日のワッフルと自家製アイスクリームがセットになった「みなとの森ランチ」(1200円)。また、今年4月からは月替わりの季節の地場料理が自慢の「はこだてランチセット」(1500円)、ちょっとお洒落な「みなとの森ミニコース」(2000円)がランチに加わった。これからの季節はテラスで心地よいランチタイムを過ごすのがオススメ。ベイエリアで、とびきり美味しいひと時をいかが…。ランチタイムは平日が午前11時30分〜午後2時、土・日曜日、祝日は午前11時〜午後2時。
営業時間は平日が午前11時30分〜午後9時30分(LO/午後9時)、土・日曜日、祝日は午前11時〜午後9時30分(LO/午後9時)。
無休。1000円以上の利用で駐車場無料。
●豊川町11-5
Tel:21-1181
アンジェリック ヴォヤージュ
平成20年にオープンし、3年目を迎えた『アンジェリック ヴォヤージュ』。自慢の「ショコラ・ヴォヤージュ」(12個入、1200円)はオープン当初から口コミで評判が広がり、さらにテレビ番組などでも取り上げられるようになり、今では函館を代表するスイーツのひとつとして地元ファンはもとより、観光客からも圧倒的人気となっている逸品。商品は冷凍の状態で販売されているが、甘さの好みによって食べ頃(溶け頃)が違うというのも魅力のひとつといえるかも知れない。ほかに、「ロールケーキ」(1000円)も人気。焼き菓子やケーキ、ピザ、パンといったラインナップも店内に並んでいる。
営業時間は午前10時〜午後7時(ただし、商品がなくなり次第閉店)。
毎週月曜日定休(月曜日が祝日の場合は営業し、翌日火曜日が休み)。
●弥生町3-11
Tel:76-7150
湯の川温泉街
温泉街として有名な湯川ですが、温かみのある商店街も湯川の魅力。暖かい季節には、電車道路沿いを散歩しながら買い物をするのもいいですね。お腹が空いたら飲食店へ、和菓子や洋菓子などお土産にオススメのお店もあります。ちょっとひと休み…という時には、湯の川温泉電停前にある足湯を利用してみては? 日中はもちろん、居酒屋や焼き鳥屋など夜の湯の川商店街も見逃せないスポット。また、毎年7月上旬には、銀座通りにて「千勝まつり」が開催されます。各商店のお得な商品、楽しい企画が満載です。
そば処やたら家・本店
『そば処やたら家』の創業は昭和2年。湯川町1丁目には『そば処やたら家・本店』があり、湯川町2丁目には『そば処やたら家・湯川店』があります。今回取材に伺った『やたら家・本店』の3代目となる岩崎康彦代表は、代々受け継がれてきた味を守ると共に「函館そば屋友の会」の副会長として、様々な新メニューも企画。オススメの「黒豚おろし冷しゃぶそば」(750円)も「函館そば屋友の会」の共通メニュー。自家製そばの風味とさっぱりとした冷製の食材が、これからの時期にピッタリです。そのほか、イチバン人気の「うな丼セット」(ざるそば付、880円)をはじめ、丼にセットメニュー、ご飯ものにラーメンと充実。
営業時間は午前11時〜午後8時。毎週木曜日定休。駐車場有。
●湯川町1-28-1
Tel:57-5760
後藤精肉店
メディアでも紹介されて、全国的にも人気の『後藤精肉店』の「手づくりコロッケ」(70円)。余計なものは一切使用せず、この時期は厚沢部産のメークインと鮮度の良い挽肉が最高のコラボレーション。ひと口食べると人気の理由が分かります! コロッケはもちろん、ファンが多いのが「メンチカツ」(70円)。国産牛の挽肉を使用し、つなぎを使用していないので肉の旨味が凝縮された逸品。まずはソースを付けずに、ほんのり醤油風味をお楽しみ下さい。そのほか、手づくりコロッケカレー味、串カツ、唐揚げなど。コロッケとメンチカツは10個でメンチカツ1個サービス。1個〜電話注文可。
営業時間は午前11時〜午後7時。毎週日曜日、祝日定休。駐車場有。
●湯川町2-26-16
Tel:57-8287
函館駅前
函館の顔として親しまれてきたJR函館駅前がリニューアルして、市民に愛される駅前広場に変わりました。朝市やホテルなど街の中心に位置し、夏にはビアガーデン等の企画もあります。また、昨年リニューアルした「函館駅ピアポ」はお土産屋さんから本屋さん、寿司屋さん、ドラッグストアまでそろっています。お出かけの時や待ち合わせにもピッタリで、小さな旅気分を味わうのも楽しそう。
青葉鮨
地元産の新鮮なネタを使ったお寿司を気軽に食べられると評判の『青葉鮨』。新商品の「穴子の押し寿司」(6個入り1200円)が人気です。焼いた穴子に秘伝の煮汁が穴子本来のうまみを引き出し、ふんわりした穴子と香ばしい香りが穴子好きにはたまらない逸品です。もうひとつのおすすめは「鯖バッテラ」(6個入り1000円)で、脂ののった鯖を丁寧に手押しし鯖の旨みを堪能できると開店以来の人気です。ほかに1皿2カン200円~700円とリーズナブルなのもうれしい。本日のおすすめのお得な3カン500円等もあり、日によって変わります。汽車に乗る前、駅に立ち寄った時気軽に入ってみたいですね。
営業時間は午前10時~午後6時30分。年中無休。
●若松町12-13
【携帯電話】090-9513-1070
キングベーク JRショップ
昨年10月函館駅内ピアポにオープンしたキングベークJRショップ「港のラスク屋さん」の「函館ラスク」(500円)が人気です。道産小麦を使った食パンを食べやすくひと口サイズにしました。1番人気のバターラスクをはじめ、ブラックチョコ、ストロベリーチョコ、抹茶、チョコなどのおやつにピッタリのものから、ラー油、ガーリックなどビールにあうおつまみ系までいろいろ…。駅前店限定「メロンのシフォンケーキ」(380円)や「イカボール」(5個入り200円)もおすすめ。列車内で手軽に食べられる調理パンやサンドイッチ類もそろっているので、お出かけの時などに便利です。
営業時間は午前7時~午後7時。年中無休。
●若松町12-13
Tel:22-0303
五稜郭公園界隈
観光スポットとして、また、市民の憩いの場として、年間を通じて大勢の人が訪れる五稜郭公園。市街地に接していながら緑が多く、季節を感じながら気軽に散策できるのが魅力です。国の特別史跡でもあり、昨年7月には箱館奉行所も復元。公園の外側には五稜郭タワーがあって、展望台からは星型の城郭を見下ろせるのはもちろん、函館山や津軽海峡まで一望できます。近隣には道立函館美術館や中央図書館などの文化施設も点在しているので、立ち寄って静かなひと時を過ごすのもおすすめです。
カレー屋 小いけ 五稜郭店
五稜郭タワーのすぐそばにある『カレー屋 小いけ』は、手間ひまかけた“辛い旨いカレー”を提供している専門店。小ぢんまりとした佇まいが印象的なかわいらしいお店です。「チキン親子カレー」(=写真上、880円)は、とろとろたまごがスパイシーなカレーをマイルドにしてくれる自慢の逸品。「エビフライ&ヒレカツカレー」(980円)もお得でオススメです。ソフトドリンクの飲み放題(1人500円)もあり、午後2時30分からはドリンクのみで利用することもできます(ソフトドリンク単品200円〜)。ちなみにポークカレーは震災復興応援価格で500円。カレーはテイクアウトも可能です。
営業時間は午前11時〜午後7時30分。毎週月曜日定休。
●五稜郭町30-16
Tel:32-0577
カフェ北一
五稜郭公園エリアを訪れたらぜひ立ち寄りたいのが、五稜郭タワー向いにある『カフェ北一』。ここは人気ラーメン店「麺厨房あじさい」監修のカフェ。昨年6月にオープンし、まもなく1周年を迎える洒落た内装が魅力的なお店です。オリジナルの杏仁豆腐は定番の「白杏仁」「黒杏仁」のほか、季節のフレーバーもそろっています(各200円)。自然な甘さのおこっぺ牛乳を使ったソフトクリーム(300円)もオススメ。ドリンクをテイクアウトしたり、店内でひと息ついたり、散策の途中にふらりと立ち寄ってみてはいかが。
営業時間は午前10時〜午後8時30分(LO/午後8時25分)。毎月第4月曜日定休。
●五稜郭町29-22 あじさい本店1階
Tel:87-0501
谷地頭町界隈
谷地頭町は、函館八幡宮、函館公園、函館山、立待岬など函館の歴史を物語るエリアが点在しています。初夏の風を感じながら散策するのは楽しそう。また、散策がてら函館公園内の市立函館博物館に立ち寄ってはいかがですか? 函館の歴史遺産をじっくりみてみましょう。現在博物館では、企画展「幕末の動乱と蝦夷地への道」が7月10日まで開催中。最後に『江戸松』で寿司をつまんだり、『窯蔵』のパンを買って、青空の下、公園でのピクニック気分を楽しむのもおすすめです。
江戸松
谷地頭電停そば、函館八幡宮参道にある『江戸松』は、地元はもちろん映画の撮影に訪れるマスコミ関係者などにも常連がいるという店。店は、昔ながらの寿司店の風格を備え、厳選したネタには定評があります。なかでも穴子は人気で、全国からこれを目指して食べに来る人もいるそうです。メニューは、「梅寿司」(1050円)、握り8貫のり巻き1本の「松上」(1700円)、13〜15種の握りが豪華な「おまかせ」は4000円程度。全て1貫ずつ出てくるので、いろいろに楽しめます。
営業時間は午前11時30分〜午後9時。毎週水曜日定休。
●谷地頭町25-19
Tel:23-0305
窯蔵
谷地頭電停前にある『窯蔵』は、パンが大好きという若手オーナーの温かい心配りがうれしいパン屋さん。材料は、牛乳は栄養を壊さず風味豊かな函館牛乳の低温殺菌牛乳、豆乳は地元豆腐店のものなど函館から道内産を使用しています。人気は手作りカレーが詰まった「カレーパン」(149円)、新作の「亀さん」(126円)は抹茶とココアの味、野菜たっぷりのヘルシーピタサンドは172円などとてもリーズナブル。定番の「まめまめ食パン」(323円)は日替わりで登場。子供でも気軽に買えるようにと価格は抑えめ、形は小ぶりなのでお好みを買って、味を楽しんで下さい。
営業時間は午前8時15分〜午後7時30分。毎週日曜日、祝日定休。
●谷地頭町25-18
Tel:23-8330