青いぽすと

お弁当のおかずレシピ

2001-04-27 vol.227

お弁当の定番おかずのレシピをプロに教えてもらいました!

ゴールデンウィークも間近。ポカポカ陽気に誘われて、外へ出かけたくなる…そんな季節の到来です。家族や親しい友人と一緒に郊外に足を運んでみませんか。そんな時、おいしいお弁当があれば最高。その場の雰囲気も和みますし、話も弾みます。いつものおかずにひと手間加えて、ちょっぴり豪華なお弁当に挑戦してみてはいかがでしょう。1品ずつ手間ひまかけて、楽しみながら作ってみるのもいいものです。

函館市内の料理の達人に聞く…究極の行楽お弁当

ゴールデンウイーク特別企画本紙記者が挑戦

チャレンジャー
野村保子
花輪志保里

もちろん、既製のお弁当を用意しても十分楽しめます。でも、その際に少し手を加えて、我が家風を演出するのも一案です。例えば、コンビニで買ってきたパック詰めのポテトサラダを、1人分ずつ食べやすく小分けにします。それをラップで小さく丸め、人数分を唐揚げの横に並べてみてはどうでしょう。ひと口大で食べやすく、食べるときに手も汚れせん。ミニトマトをわきに添えれば彩りもきれい。そんなふうに、買ってきたおかずもひと工夫して自分なりのおかずに変身させれば、立派な自家製お弁当になります。

今回は、青いぽすと流の“究極の行楽弁当”にチャレンジしてみようと、本紙の料理記者であるチョコ記者こと野村保子と、毎回たくさんの飲食店取材しているBP記者こと花輪志保里が、普段の情報網を活かして、市内の味のプロの指南を受けました。

全部手作りでなくても、何か1品はわが家流のおかずを添えたいもの。今回ご紹介するプロの味、あなたもチャレンジしてみてはいかがでしょう。自己流にアレンジしてわが家のメニューに加えてみませんか。

究極の行楽弁当に挑戦

今回は本紙編集室の野村保子記者と花輪志保里記者が、本格的“春の行楽弁当作り”にチャレンジ。それぞれの味のプロの指南を受けた究極の味は、家族やお友達の間できっと評判になることまちがいなし。さあ、いざ挑戦!

卵焼き

おばんざい処・ぎんか

●宝来町22-11
Tel:23-0235

ほんわりやさしい卵焼きはお弁当の定番です。おばんさい処・ぎんかの板前、石井静子さんの卵焼きは簡単に作れて本格的なもの。
ヒント/すだれて巻いて形を整える簡単です。

【材料】

1)ボールに卵を割り、調味料を混ぜ砂糖をとかすようにお玉でかき混ぜる。
2)フライバンをよく焼き、油を引く。卵をかき混ぜながら入れ、固まったら折りこむ。手前を空けて、油を引きながら卵液を敷き、向こうから巻き込みます。暖かいうちにすだれで巻いて形を整え冷めるまでおき、好みの幅に切る。

おにぎり

米の家・はなだ

●松陰町1-31
Tel:51-7643

おにぎりといえば米の家・はなだのおにぎり。冷めてもおいしいコツは米をといでから最低2時間、水につけておくことと話してくれた花田州司さん、真紀子さん夫妻。
ヒント/米と水の量は正確にはかりましょう。

【材料】(量は適宜)

1)最初に米の表面についたヌカをよく洗い流す。米をとぎ水にうるかす(最低でも2時間)。普通に炊く。
2)十分蒸らす。炊いたものを一度、器に移してほぐして空気を混ぜる。
3)具のたらこは焼いて皮をとりほぐす。梅干しは種をとり小さくする。鮭は焼いて骨と皮をとりほぐす。
4)おにぎり1個の半分の量を器にとり、具を平らにのせさらにごはんをのせ、手に塩をつけ握る。強く握らない。海苔を軽く巻く。

野菜の煮物

料理教室・林

●美原4-8-14
Tel:47-0141

お弁当のなかに「野菜の煮物」があるとなぜかほっとします。不足しがちな野菜をたっぷりとるには煮物が一番。薬膳料理の料理教室・林の林幸子先生に野菜の香りとおいしさを逃がさない野菜の煮物を教わりました。
ヒント/きっちりふたをして煮ることで野菜の持つ水分が逃げません。もし足りなければ少し水をたしましよう。

【材料】

1)鍋にサラダ油をしき、野菜を材料の順に重ねてほたる火(ごく弱火)でふたをして20分煮る。
2)火が通ったらだしと醤油、みりんを入れ、汁が引くまでフタをとって煮る。

とりの唐揚げ

中華料理・廣河

●富岡町1-42-6
Tel:42-9750

冷めてもやわらかくカリっとした究極の唐揚げのコツを伝授してくれたのは中国料理・廣河のオーナー松倉英明さん。
ヒント/冷めてもおいしいコツは2度揚げ。プロの味になることうけあいです。

【材料】

1)ボールに鶏肉を入れ、調味料を入れる。卵を入れ、粘りが出てタレがなくなるまで手で混ぜる。片栗粉を加え、もむように混ぜる。
2)160度の油に入れ肉の表面がパリっとしたら取り出して油をきり、ビールびんなどで強くたたく。次に180度の油で2度揚げする。

スティック野菜のバーニャ・フレッダソース

レストラン・トーイ

●若松町32-19
Tel:27-0151

レストラン・トーイの東井孝明さんのおすすめは「あたたかいお風呂に入った野菜」という愉快な名前のイタリア料理。彩りとみずみずしい食感を楽しんで。ここではお弁当用に冷たいバージョンを作ります。
ヒント/ソースは前日から作り置きできるので朝は野菜を用意するだけ。

【材料】

1)アスバラ、ブロッコリー、カリフラワーは好みのかたさにゆでる。
2)すべての野菜を食べやすい大きさに切る。
3)ソースの材料をすべてよくまぜあわせる(塩味はアンチョビで、好みでコショウやワインビネガーをプラス)。

食べるだけの人(試食係)

野村、花輪両記者が苦労して作り上げた究極の行楽弁当をさっそく試食しました。全体的にヘルシーという印象を受け、味付けも控えめなので飽きがこない点がいいと思いました。唐揚げはアツいうちが一番と思っていたのですが、今回はさめていても美味しかったです。彩りも豊かなので食欲をそそられますね。取材にご協力いただいた各店のみなさん、ありがとうございました。