お弁当のおかずレシピ
2005-04-15 vol.322
お弁当にピッタリ!作り置きOKな簡単おかずレシピ6
新年度を迎え、早いもので、もう半月——。お子様を新しく幼稚園に入れたお母さんや、お子様が高校に進学したお母さんにとっては、「そろそろ、毎日のお弁当のおかずのネタに困りはじめた…」という声が聞こえてきそうな時期です。たしかに毎日のお弁当作りというのは大変なもの。「いいアイデアがあれば、どんどん欲しい!」といったところではないでしょうか。
今回はお弁当のおかず作りのヒントをいくつか集めて紹介してみました。毎日のお弁当作りはもちろん、ゴールデンウィークなどの行楽用のお弁当作りにもぜひ役立ててみてはいかがですか?
お母さん、頑張って…。いえいえ、あまり頑張らないで…。簡単で美味しいおかずのアイデアで、快適な毎日を過ごしましょう!
困った時に役に立つお弁当のおかずアイデア特集特集
お弁当のおかず
お好み焼き風卵焼き
材料
- 卵…2個
- 万能ネギ…少々
- ゴマ…少々
- ゴマ油…大1
- かつおぶし…少々
- 塩・コショウ…少々
- 醤油…大1
作り方
- フライパンに溶いた卵に塩・コショウしたものを流し入れ、万能ネギのみじん切り、ゴマ、かつおぶしを散らし、上から醤油をまわしかける。
- 表面が乾いたら裏返してカリッと焼き、8等分する。
ヒント
ゴマ油をオリーブオイルに変えて、チーズやトマトを乗せるとピザ風に…。
豆腐ハンバーグ
材料
- 木綿豆腐…1/2丁
- ひき肉…50g
- 長ネギ…5cm
- パン粉…適宜
- 卵…1/2個
- 塩・こしょう…少々
- おろし生姜…少々
作り方
- 豆腐をキッチンペーパーで包み、レンジに1分間かけて水切りする。
- ボールに①とそのほかの材料を入れ、よくこねて小判型にまとめる。
- 熱して油(分量外)を引いたフライパンで表面を焼き、次に裏返して中まで火を通す。
ヒント
しいたけやにんじんのみじん切り、ひじきを入れてヘルシーに!
ちくわのグラタン
材料
- ちくわ…2本
- アスパラ…2本
- チーズ…少々
- マヨネーズ…少々
作り方
- ちくわを半分に切り、さらに縦に半分に切る。
- 1つはくぼみにゆでたアスパラをのせ、もう1つはくぼみに合わせて切ったチーズをのせ、上からマヨネーズをかけてオーブントースターで焼き色がつくまで焼く。
ヒント
ちくわにのせる物は、ウインナーやゆでたにんじんなどでもよい。
変わりいなり
材料
- 味付けいなり揚げ…3枚
- ご飯…2膳
- 小松菜…1/3ワ
- しらす…大2
- ごま…大1
- めんつゆ…大2
作り方
- フライパンにごま油(分量外)を熱し、みじん切りにした小松菜(ゆでなくてもOK)を炒める。
- ボールに炒めた小松菜、しらす、めんつゆを合わせ、ご飯に混ぜる。
- 味付けいなり揚げに混ぜたご飯を詰めて、出来上がり!
ヒント
好みでゴマを入れても美味。
酢豚!?
材料
- から揚げ…3個
- ピーマン…2個
- 玉ねぎ…1/2個
- にんじん…1/2本
- ケチャップ…大3
- 酢…大1
- 砂糖小1
作り方
- から揚げは残り物か冷凍保存したものを一口大に切る。
- ピーマン、玉ねぎ、にんじんは一口大に切って茹でる(レンジ可)。
- ケチャップ、酢、砂糖を合せた中に①と②を入れ、混ぜ合わせて出来上がり。
ヒント
夏期は、から揚げが凍ったままお弁当に入れてもOK。
豚肉のチーズ巻
材料
- 豚もも薄切り肉…4枚
- プロセスチーズ…50g
- 大葉…4枚
- 塩・こしょう…少々
- 小麦粉…適宜
作り方
- 肉に塩・コショウし、大葉と拍子木に切ったチーズをのせて、はみださないよう巻く。
- (1)に小麦粉をまぶし、油(分量外)を熱したフライパンでころがしながら焼く。最初は中火で表面を焼き、次に弱火で中まで火を通す。
ヒント
焼く時にチーズが溶け出さないよう、しっかり巻くこと。
お弁当作りワンポイント講座
詰め方が重要
お弁当は作ってから食べるまで時間が経過するものなので、まず気を配りたいのは衛生面。詰め方で大切なのは、作ったおかずは冷めてからお弁当箱に詰めること。熱いうちに詰めて蓋をしてしまうと湯気が水滴になって、それがばい菌を増やす原因になります。また、持ち歩くことによって、おかずが片方に寄ってしまうのをできるだけ防ぐために、詰める時はすき間が開かないように注意しましょう。プラスチックの小さなカップやアルミカップなどといった仕切りや、豆類やプチトマトなど、すき間にレイアウトできる食材を上手に使いこなしましょう。
仕切りがおいしさの分かれ目
たくさんの食材が詰まったお弁当は見た目にも豪華ですが、隣同士のおかずが味移りしてしまうのが難点。仕切り用のカップやアルミカップなどを利用して、おかずはできるだけ直接触れ合うことのないよう注意しましょう。
お弁当ならではの調理
お弁当のおかずは、冷めてもおいしいように、普段の料理よりは少し濃い目の味付をしたほうがよいでしょう。また、ご飯は水加減を控え目にし、水分の流出の恐れがあるおかずは、普段より汁気を取ったほうがよいでしょう。
お弁当として不向きな物
臭いが強すぎるおかずは、お弁当のおかずとして不向きです。また、ご飯の上に直接おかずを乗せる丼風にする時は、あまり水分の多いものは乗せないほうがよいでしょう。
冷凍食品を使うのは手抜きではない
おかずは衛生上、できるだけ刃物や素手を使わないほうがよいでしょう。お弁当のおかず向けにひと口サイズで作られている冷凍食品は、そういう意味から考えると便利で衛生的といえます。手作りのおかずの中に上手に冷凍食品を混ぜることは、決して手抜きではありません。