青いぽすと

函館の人気スープカレー

2005-05-31 vol.325

函館スープカレーマップ!老舗専門店や新店の人気メニュー

札幌市内では最近、スープカレーが大ブレイク中! その注目度は今や全国区なのだそうで「札幌に来たらラーメン」ではなく「札幌に来たらスープカレー」とまでいわれているのだそう。何故、札幌でスープカレー? 心も体もポカポカに温まる大人の辛さが、北の大地で頑張る人達にぴったりだったという説があります。  人気の理由はさておき、札幌で流行っている食べ物だけに、函館市内在住の私達にとっても、ちょっと気になるスープカレー。そこで今回は、函館市内で美味しいスープカレーが食べられる店にスポットを当ててみました。

スープカレーの味わいは家庭で作るカレーとは随分違って、なかなか家庭の食卓では味わえない感覚…といったところでしょうか。1度食べたら、きっとあなたもスープカレーに首ったけ——。

【今日からあなたもスープカレー中毒】函館のおすすめスープカレー

スープカレー喰堂吉田商店

コクのあるスープと深みのある辛さが特徴の『吉田商店』のスープカレー。
タイで買い付けてくる唐辛子を数種類配合。自分で挽いて作るオリジナルペーストが香りと旨味を際立たせる。
辛さは7段階あり、お好みでどうぞ。オススメは「チキンレッグカレー」(ライス付、750円)で、じっくり煮込んだチキンレッグが1本丸ごと入ってボリュームたっぷり! チーズ、温度卵、白きくらげ、岩のりなど18種類のトッピングもうれしい。アジアンテイストの店内や看板は、全て手作り。
この春から改装して全34席。子供連れにやさしい小上がりもある。

営業時間は午前11時30分〜午後3時、午後5時30分〜午後10時(スープがなくなり次第終了)。

●新川町24-2
Tel:27-1270

やさいばー みるや

大ぶりの野菜がたっぷり入り、南茅部産の昆布で取っただしと根菜類の旨味が凝縮したコクのあるスープ。「おそば屋さんのカレーから思いついた」という『やさいばーみるや』の「和風根菜スープカレー」(800円)は、毎週水曜日限定のメニュー。
人参、ごぼう、レンコン、たけのこ、玉ねぎ、なす、カボチャ、シメジ、さつまいもに鶏手羽元が入って野菜たっぷりヘルシー感覚のカレー。サラッとしてコクがあり、野菜をたっぷり食べた満足感と、どこか懐かしい味がする。
この店は野菜が主役のメニューがそろう居酒屋で、その日に仕入れた野菜を使ったお総菜も並ぶ。チャージが500円かかる。

営業時間は午後6時〜深夜2時。毎週日曜日定休。

●豊川町7-26
Tel:26-2688

パセリ

スープをひと口含むとスパイシーな香りが広がり、ホタテと野菜の旨味がひとつになって口中に広がる…。『パセリ』の「すーぷかれーほたて」(1000円)は、地場産のホタテにジャガイモ、人参、インゲン、アスパラ、オクラ、しめじなどの野菜が入った函館ならではのスープカレー。野菜や果物などをじっくり2日間かけて煮込むというスープに昆布やトマトペーストを加えて、スパイスの刺激と野菜の旨味がほどよくマッチしている。ヘルシーでローカロリーなのも女性に人気の秘密。メニューはほかに、「ベジタブル」(850円)、「ひき肉」(950円)、「ほたて貝柱」(1050円)がある。

営業時間は火〜金曜日が午前10時〜午後9時、土・日曜日、祝日は午前10時〜午後8時30分。毎週月曜日定休。

●若松町5-6
Tel:23-1610

ムッシャ

市内富岡3丁目の『ムッシャ』はスープカレー専門店で、メニューはチキン、ポーク、ベジタブルベーコン、納豆ひき肉の4種類。トッピングは玉子やチーズ、ポーク、かき揚げなど種類豊富で、味の幅は広い。美味しさの決め手は11種類のスパイスと、3時間かけてペースト状になるまでじっくり炒めた玉ねぎ。スパイスと玉ねぎの旨味が絶妙のバランスを作り出している。1番人気のチキンカレーは煮込んで柔らかくなったチキンにスープが絡み、何ともいえない美味しさ。辛さのレベルは1番から10番まであり、好みで選べ、辛さなしの0番もある。事前にいえば、嫌いな具は除いてくれる。

営業時間は午前11時30分〜午後3時、午後5時30分〜午後9時(スープなくなり次第終了)。毎週火曜日定休。駐車8台。

●富岡3丁目10-3
Tel:40-0804

ラーメン専科 麺次郎

市内田家町の『ラーメン専科 麺次郎』では「スープカレーラーメン」(750円)が登場。このメニューは、スープカレーが好きというこの店の店主が、函館や札幌で数多くのスープカレーを食べて研究を重ねてできたもの。定評あるスープ作りの腕前で、13種類のスパイスとじっくり炒めた玉ねぎ、ピーマン、人参、トマト、それに鶏ガラと豚コツでとったスープを加えて作り上げました。麺はスープカレーだけに使う専用の麺を独自に開発。道産小麦のハルユタカで作った麺は、コシがあって歯ごたえがあり、カレーのスープに合うのは驚き。少々辛口のスープの味は、1度食べたらやみつきになるとすでに常連もいるほどなのだとか…。

営業時間は午前11時〜午後10時。毎週水曜日定休。

●田家5-19
Tel:40-1663

シタール

市内梁川町の『シタール』は、函館ではカレー専門店の草分け的存在。インドカレーからスープカレーまでメニューの種類が豊富で、毎月新しいスープカレーも加わります。
ちなみに6月は、北海道ならではの「ラム肉のスープカレー」(ライス付、900円)。薄切りのラム肉は下ごしらえに手間をかけ、スパイスも効いているので臭みがなく、ライスにラムを乗せ、スープに浸しながら食べると、旨味が口の中いっぱいに広がります。また、ラムとカレーの相性も抜群。大ぶりのじゃがいもや人参、蓮根、カボチャもあっさりしたカレースープにぴったりの逸品です。

営業時間は午前11時30分〜午後3時、午後6時〜午後10時。日曜日は夜のみ営業。毎月第2・3日曜日定休。駐車場有。

●梁川町22-23
Tel:54-8712

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