青いぽすと

函館の造園・園芸店

2023-04-28 vol.755

函館にある造園・園芸店の魅力を紹介!花や野菜、植物好きにおすすめの8店

まだ肌寒くても暦の上では春となる4月から、造園・園芸店は本格的に稼働し始めます。毎年この時期を楽しみにしている人が多く、5月には野菜の苗がホームセンターなどにも並びます。専門店ならではの品揃え、詳しい知識を持つ造園・園芸店をご紹介します。

種から育てた花と野菜の苗

フラワーガーデン・キムラ

4棟のビニールハウスと、5月頃からはハウス周辺の一面の花畑が同店の目印。ハウス内では独自に配合した土を使い、種から育てた花と野菜の苗を販売しています。100年ほど前から卸売業と小売業を営んできた店で、4月に入ると常連さんが足を運び始めるそう。3月からパンジーとビオラ(各1ポット75円)、5月にはベコニア、マリーゴールドなど多彩な花が咲き誇ります。ナス、トマト、キュウリなど野菜の苗も充実。山野草や宿根草の地堀株も販売しています。800円以上購入で花の苗を1ポットプレゼント。

10時~18時。
6月末頃まで無休。P有。

●函館市田家町20-13
Tel:0138-43-9519

多肉植物や寄せ植えならココ!

桔梗造園売店部 インドアプランツショップ桔梗

函館駅前の花壇など、公共施設の花も数多く手がける同社。ショップには花苗はもちろん、近年ブームの多肉植物が豊富に並び、男性客も多い。多肉植物ならではの手入れの仕方も詳しく教えてくれる。寄せ植えも人気で、予算や好みに応じてあつらえてくれるのもうれしい。また、店主は吊り下げた容器に植物を植えこむハンギングバスケットマスターの資格を持つ。「庭が無いから園芸は…」という人も、ぜひ相談してみて。

10時~17時。
6月末までは木~日曜、7月からは土・日曜のみ営業。11月下旬~3月末は冬季休業。P有。

●函館市石川町243
Tel:0138-46-4646

造園業者ならではのアドバイスも

函館植木園芸センター はこだてフラワーガーデン

創業46年の造園会社が敷地内で営む園芸ショップ。約140坪の倉庫の中に、宿根草、一年草どちらの花苗も豊富に取りそろえている。庭木の若木が並ぶのも造園業ならでは。土作りの相談にも丁寧に答えてくれ、花を長持ちさせる品質の高い培養土を求めて訪れる人も多い。この時期のおすすめはアジサイの鉢植え。母の日にカーネーションの代わりにプレゼントする人が増えているのだとか。5号鉢なら3,000円台と手頃で、長く楽しめるのが魅力。

9時~17時、火曜休。
1月~3月末は冬季休業。P有。

●函館市赤川町138
Tel:0138-46-2814

プロも御用達の圧倒的品ぞろえ

株式会社 岩佐商会函館店

プランターやスチールのガーデンアーチ、オーナメントやオブジェなど、ガーデニング雑貨の品ぞろえは道南随一。種の取り扱いも多く、キュウリやトマトなら約10~20種類と、こちらもバラエティ豊か。温度管理された自社のハウスで種から育てた野菜苗は、病気に強く収穫量が高いと評判で、毎年リピーターが訪れる。人気の多肉植物や観葉植物、パンジー「ドラキュラ」など希少種の花苗も。家庭菜園や花壇作りの前に1度は覗きたいお店。

9時~17時30分。
4月~6月は無休。7月~3月は不定休。P有。

●函館市桔梗2-36-8
Tel:0138-47-2000

農家さん自慢の元気な苗!

あぐりへい屋

道南近郊で収穫された新鮮な旬野菜を販売している農産物直売所「あぐりへい屋」では、5月から野菜苗の販売がスタートします。トマト(ミニトマト、アイコ、中玉~大玉)、ナス、ピーマン、ししとう、長ねぎ苗、玉ねぎ苗など、さまざまな苗を順次販売予定です。「近隣の農家さんより直接仕入れすることが、元気で新鮮な苗を販売できるポイント」と同店。また、小松菜やかぼちゃ、枝豆など四季折々の野菜の種子や花苗、球根なども種類豊富にそろいます。

4月~12月は9時30分~16時(1月~3月は9時30分~15時)。
月曜休。P有。

●北斗市東前62
Tel:0138-77-7779

農家直営店ならではの品質と品ぞろえ

ハウス工藤園芸

広々とした敷地内は6棟のビニールハウスと、屋外に並ぶ3,000種以上の花苗や野菜苗をはじめ、宿根草、鉢花、多肉植物、ハーブ、果樹苗、花と野菜の種、ガーデニング用品などが豊富にそろっており、見ているだけでも楽しい空間。販売されている花や野菜の苗は、有機肥料をたっぷりと含んだオリジナルの培養土で育てられており、その土は「社長の土」(15ℓ880円)として販売もしています。寄せ植えなどができるフリースペースは自由に使うことができます。

4月~9月は9時~17時。
無休。P有。

●亀田郡七飯町鳴川4-217-3
Tel:0138-65-1687

気さくな店主夫妻が園芸をサポート

花夢ショップ オオミ

赤川線沿いに大きく看板を掲げる園芸店。ガーデニングや家庭菜園初心者でも安心して始められるようにと、北海道の気候に合った丈夫で長く楽しめる苗木を幅広くそろえている。「今植えるなら、比較的手のかからないベルフラワーがオススメ」と、日当たりや水はけ、さらに育てる人の生活リズムなどに合わせて、若い店主夫妻が提案してくれるのも心強い。希少種を時々小ロッドで仕入れるので、足繫く通えば珍しい品種にも出会えそう。

9時~17時、木曜休。
1月~3月末は冬季休業。P有。

●函館市赤川町135
Tel:0138-46-3052

豊富な種類の花や植物

園芸センターかすみ園

豊富な種類の花や植物が店先、店内、温室、ビニールハウスに並ぶ同店は、植物をそれぞれ適切な温度の場所に並べて販売しているので、どの場所で何の花を育てるかイメージしながら植物を選べます。花や野菜の苗は、霜が降りなくなってから植えると健やかに育つそう。5月上旬なら寒さに強いパンジーやビオラ、芝桜、ロベリア、野菜ではトマト、5月中旬ごろからはペチュニアやマリーゴールド、インパチェンスなどを植えるのがおすすめ。またナスやキュウリの植え付けは5月下旬からが良いそう。多肉植物では人気の塊根植物も販売。観葉植物、花や野菜の種、球根もあります。

10時~18時。
木曜休。P有。

●函館市柏木町10-6
Tel:0138-51-2303

植える・育てる 青いぽすと Vol.755