おすすめのボードゲーム

2004-12-24 vol.315

ボードゲームがキテる!子供・大人までハマるおすすめアナログゲーム

みなさんは『人生ゲーム』というボードゲームを覚えていらっしゃるだろうか? 今から30年以上も前にアメリカからやってきたこのゲームは一時期、「人生山あり谷あり」という当時のテレビCMの影響もあって、日本中で空前のブームを巻き起こし、「一家に1台」といわれるほど普及した。クリスマスやお正月には家族や友達同士で夢中になり、子供心に人生の厳しさをボード上でシュミレーションした昭和30年代後半〜昭和40年代前半生まれの人達も多かったハズ。

ボードゲームがキテる!子供・大人までハマるおすすめアナログゲーム

堅実に子供を作ってコツコツ進む人…、イケイケドンドンとばかりにギャンブルで勝負に出る人…。ゲームなのに、その人の生き方までもがみえてくるような人生ゲームは、まさにボードゲームの中でも最高峰といえるのではないだろうか。
さて今回は、小さな子供を持つ最近の親達にとっては懐かしさも感じる、お正月に家族で楽しめる気軽なゲームの特集。家族そろって人生ゲームに熱中していたあの頃の家族団らんの楽しさと大切さを思い出して、このお正月こそぜひ、家族がそろうお正月の素晴らしさを、子供達に伝えてはいかがだろうか。

ドキドキ感がたまらない!!

黒ひげ危機一発ゲーム

黒ひげ危機一発

黒ひげ海賊が入った樽に剣を刺し込み、真中の黒ひげがいつ飛び出すかというドキドキ感を楽しむ『黒ひげ危機一発ゲーム』は昭和54年の登場以来、長年に渡り人気を集めてきた、日本を代表するアクションゲームのひとつ。黒ひげ海賊を飛ばした人が負け…という単純明快なルールが幅広い年齢層にウケる最大の理由だが、本来は黒ひげ海賊を救出するというゲームなので、黒ひげ海賊を飛ばした人が勝ちというのが正しいルール。初登場以来、色々なバージョンの製品が発売されてきたが、“元祖”と呼ばれる初代復刻版が現在発売されており、絶大な人気を集めているのだとか…。

人生山あり谷あり…というテレビCMで日本に空前のブームを巻き起こした『人生ゲーム』。その人気の理由は何といっても、まさに“山あり谷あり”の立体的なボードの上で繰り広げられる波乱の人生ドラマにある。「子供は4人まで…」とか「ルーレットの針が数字の間で止まったら、ルーレットの真中を叩く」など、それぞれローカルルールを作ってプレイした記憶のある人も多いだろう。現在は対象年齢などに応じてさまざまなバージョンが発売されているが、家族で遊ぶなら、今年登場したばかりの『人生ゲーム・レインボードリーム』がおすすめ。

黒ひげ危機一発ゲーム 初代復刻版(対象年齢:4歳以上)
取材/日本トイザらス株式会社函館店

波乱万丈、まさに人生そのもの…

人生ゲーム

人生ゲーム

人生山あり谷あり…というテレビCMで日本に空前のブームを巻き起こした『人生ゲーム』。その人気の理由は何といっても、まさに“山あり谷あり”の立体的なボードの上で繰り広げられる波乱の人生ドラマにある。「子供は4人まで…」とか「ルーレットの針が数字の間で止まったら、ルーレットの真中を叩く」など、それぞれローカルルールを作ってプレイした記憶のある人も多いだろう。現在は対象年齢などに応じてさまざまなバージョンが発売されているが、家族で遊ぶなら、今年登場したばかりの『人生ゲーム・レインボードリーム』がおすすめ。

人生ゲーム・レインボードリーム(対象年齢:9歳以上)
取材/日本トイザらス株式会社函館店

野球少年の夢をつめ込んだ…

野球盤

2004年型野球盤

野球選手を夢見た少年達の誰もが熱中した野球盤。マグネット装置の操作で変化球を投げたり、ホームベース手前の穴を操作することで消える魔球を投げたりできる名作・エポック社の野球盤は、機能もデザインも登場以来変わらず、現在も発売されている。コンピュータゲームなどなかった時代、雨の日は野球少年が誰かの家に集まって野球盤に夢中になった。いま、少年達は野球に夢を描いているのだろうか? プロ野球がこんな時代、お正月は野球盤で、野球の素晴らしさを親子で再確認しては…。

野球盤(対象年齢:5歳以上)
取材/日本トイザらス株式会社函館店

ズル賢さが勝負の分かれ目

ジェンガ

ジェンガ

積み上げられた木片ブロックのタワーを崩さないよう、1本…また1本と交互に積み木を抜いて、タワーの上に積み上げてゆく。タワーのバランスを考えながら慎重に、そして自分以外の人がタワーを崩すように、ちょっとズル賢く…。イギリス生まれのバランスゲーム『ジェンガ』は、その独特のドキドキ感と対戦者とのかけ引き、加えて何人でも遊べるという点がウケて、家族のゲームとしてはもとより、大人同士がパーティーなどの演出に使う人気のゲームだ。特に、ズル賢さが勝負の分かれ目になるゲーム性は、テニスやヨット競技などを生んだイギリスらしさが十分に伝わってくる。最近はブロックの形状が斜めになったものも登場。ますます知力とバランス感覚が試されるゲームとして目が離せない。

ジェンガ(左) ジェンガ・エクストリーム(右)
(対象年齢:6歳以上) 取材/日本トイザらス株式会社函館店

お父さんも子供も大興奮!!

ドンジャラ

ドンジャラ

麻雀は世界的にみても素晴らしいゲームである…。ところが、ちょっと難しいルールがあったり、ギャンブル性が強かったり…そんな理由から「家族で遊ぶゲームとしてはちょっと…」という声も少なくない。そんな中、ドラえもんという子供に人気のキャラクターを使い、子供でも覚えやすいゲームに仕上げた名作ゲームが『ドンジャラ」。最近はドンジャラのほか、全部で20種類のゲームが楽しめる『ドンジャラ・パーフェクト20』というパックゲームが人気上昇中。家族そろって楽しむお正月は、これ1台できっと盛り上がる!!

ドンジャラ・パーフェクト20(対象年齢:5歳以上)
取材/日本トイザらス株式会社函館店

実際の不動産取引さながら…

モノポリー

モノポリー

『モノポリー』ほど、世界中を熱中させたボードゲームがほかにあるだろうか? 世界選手権が開催されるほどのこのゲームは、ボード上で不動産取引を行うもので、最初に与えられた1500ドルの資金を元手に家を建設してゆき、対戦相手が自分が支配するマスに入るのを待ち受け、相手を破産に追い込むというもの。勝つためのポイントは、資金運用や区域の特性などを見抜くこと。実際の不動産取引さながらのかけひきが味わえる点が、このゲームの最大の魅力といえるのではないだろうか。ちなみに、今年の世界選手権は東京・六本木ヒルズで開催されたのだが、それを記念して、マス目の名称が全て六本木ヒルズ内の施設や店舗になっているという、モノポリー・六本木ヒルズエディションがこのほど発売された。

モノポリー・六本木ヒルズエディション(対象年齢:8歳以上)
取材/日本トイザらス株式会社函館店

家族団らんには、これ1台!

ゲームスタジアム17

ゲームスタジアム17

定番ボードゲームのリバーシ、囲碁、将棋、チェス、ダイヤモンドゲーム。世界で人気の伝統的ゲームのバックギャモン、シーカ、ソリティア、フォックスアンドヘンズ、ニップ、ラッキーパズル。きっと誰もが1度は遊んだことがある対戦アクションゲームのポケットビリヤード、スヌーカービリヤード、ボウリングゲーム、サッカーピンボール、バスケットシュート、コントロールゲーム。これらの懐かしいゲームが全部楽しめるパックゲームがある。『ゲームスタジアム17』は日本トイザらス株式会社のオリジナル商品。こんなのが1台あればお正月はもちろん、家族で過ごす毎日がとっても楽しくなること間違いなしです!! さすが、トイザらスさん。

ゲームスタジアム17(対象年齢:6歳以上)
取材/日本トイザらス株式会社函館店

記憶力と集中力で勝負!!

電脳迷宮メガリス

電脳迷宮メガリス

記憶力と集中力を駆使してピラミッドを攻略!! 懐かしのゲームもいいけれど、近頃話題のゲームも見逃せない。この10月22日に新発売となった『電脳迷宮メガリス』は、ピラミッドの4面にそれぞれ4つのゲームが配され、それらを全て攻略するという、冒険映画の主役気分を楽しめる痛快ゲーム。ゲームは、少し前にブレイクしたイライラ棒の迷路、本体が放つ光の信号を記憶するゲーム、本体が発する音を記憶するゲーム、パチンコゲームの4種類。クリアした時の光とサウンドがゲームを演出。お正月はじっくり、家族で記憶力と集中力を競い合ってみてはいかが…。

電脳迷宮メガリス(対象年齢:6歳以上)
取材/日本トイザらス株式会社函館店

忘れちゃいけない昔のゲーム

取材/バラエティショップあさひや
●本町32-8
Tel:51-4884

小倉百人一首(6300円)

小倉百人一首

小倉百人一首は、平安時代に編まれた古今集以降10種類の和歌集から1人1首ずつ選出したもので、カルタ遊びとして盛んに行われるようになったのは江戸時代からです。
遊び方は本州では上の句を読んで下の句の札を取りますが、北海道では下の句を読んで下の句の書いてある木札を取ります。木札の字は草書体で書かれ、1文字目が大きくなっています。はじめはその字が読みにくいので、それを判読して取るところに面白さがあります。
また、取り方も、木札を飛ばすように豪快に取るので、スポーツをしているようだ…ともいわれます。
現在は市内の学校や児童館で百人一首カルタ大会を行ったり、道南で大会があるなど、競技として行われています。『バラエティショップあさひや』には、読み手テープ付の物もありますのでぜひ挑戦してみてはいかが。

福笑い(157円)

福笑い

福笑いは、「おかめ」や「ひょっとこ」の顔の輪郭だけが書いてある紙の上に、タオルなどで目隠した人が、バラバラになっている目、鼻、口、耳を並べるというもの。
目隠しをしているので目や鼻を正しく置けず、大人といえども上手にできません。1回ごとに奇想天外な顔ができるので、見ている方は大笑い。
誰が1番上手か…逆に変な顔を作るか…家族みんなで順番にやってみましょう。1人が行う時間はそれほどかからないので、テンポの早いゲームができ、小さい子供でも飽きずに楽しめます。
なお、市販の福笑いだけでなく、子供達が自分で絵を描いて作ることもできます。最近はインターネット上で作り方を紹介しているサイトもあります。家族そろって手作りの福笑いを作ってみるのも、お正月ならではの家族団らんの楽しみ方といえるかもしれませんね。

犬棒カルタ(892円)

犬棒カルタ

カルタ取りは昔も今も、子供達が大好き。カルタにはいろいろなものがありますが、今回紹介するのは昔からある「犬棒以呂波加留多」。「犬も歩けば棒にあたる(いぬもあるけばぼうにあたる)」「論より証拠(ろんよりしょうこ)」などの諺がカルタになっています。
これらの諺は、最近のお父さんやお母さん達も、案外知らないかもしれませんね。昔から言い伝えられている諺を知ることも楽しく、なるほど! とうなずける言葉もたくさんあります。
遊び方は普通のカルタと同じです。字の書いてある札を読んで、絵札を取ります。全部ひらがななので、幼稚園や小学校低学年の子供達も読み手をすることがができます。
なお、紹介した犬棒以呂波加留多は、復古調の言葉で書かれているので、これを読みこなすようになるのも楽しみのひとつかもしれません。

取材協力/日本トイザらス株式会社 函館店
函館市石川町52-15
Tel:47-4516

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