青いぽすと

函館大門の人気居酒屋とバー

2016-08-19 vol.594

函館大門の居酒屋・バーで人気の夏にオススメ10店

函館の短い夏ももうすぐ終わり、いよいよ秋がやってきます。少しずつ涼しくなってくるけれど、まだまだ夏を名残惜しむような残暑の季節に、大門でゆっくりお酒を楽しみませんか? 比較的早い時間から営業しているお店もあるので、仕事が休みの日にちょっと「ユル呑み」なんて、いかがでしょう…。

期間限定、氷点下ハイボールの店!

ブラックニッカ フリージングハイボールBAR 函館

「アサヒビール」が独自開発した抽出技術による氷点下ハイボールが楽しめる『ブラックニッカ フリージングハイボールBAR 函館』が9月30日までの期間限定で松風町で営業中。

フリージングハイボールは氷の有無が選べて各500円。3種のブラックニッカの常温ストレートの「飲み比べセット」(500円)や、「竹鶴ピュアモルト」(水割、ロック、ストレート各500円)なども有。フードメニューは「生ハムとチーズアラカルト」(500円)や「北海道名物ザンギ」(同)など12種類。

営業時間は平日・土曜日が午後5時〜午後11時(LO/午後10時30分)で日曜日・祝日は午後10時迄(LO/午後9時30分)。
午後5時〜午後8時は「青ぽ見た」で、フリージングハイボールが半額に!

●松風町7-7
Tel:080-9320-2932

貝料理とお酒、魅力的なひと時を

shell bar きさらぎ

大門横丁並びにある『shell bar きさらぎ』は、オイスターバーならぬシェルバー。仕入れにより変わりますが10種類ほどの貝料理を楽しむことができます。

ちょっと高価なイメージの貝料理ですが、蛤・牡蠣・帆立の「3種焼き」(800円)や「あわび炙り」(2枚550円)など、リーズナブル。ワインをはじめ、各種お酒も豊富で600円前後。メニューにあった「日本酒おすすめ、ママに聞いてね」の添え書きに誘われて注文したのが「寫樂」(しゃらく)。甘味豊かにスッキリ爽やかな飲み口は、お通しの「白貝のアヒージョ」にもピッタリ。
幅広い層の客で賑わう、貝料理もママも魅力的なお店です。

営業時間は午後5時30分~LO午後11時。毎週日曜日定休。

●松風町7-2
Tel: 090-5951-5097

昭和の雰囲気とおふくろの味で1杯

津軽屋食堂

創業1965年の『津軽屋食堂』は、昭和の香りが漂う店内とおふくろの味を思わせる料理に心和むお店。まだ明るい時間からお酒を飲呑む人や居酒屋がオープンする前に立ち寄って1杯…という人も多く、酒の肴にはやはりお袋の味の総菜がおすすめ。

今回筆者が選んだのは「イカ刺し」「カレイの煮付け」(各400円)、創業以来根強い人気の「キャベツ煮」(170円)、「新漬け」(100円)。お酒は、瓶ビール(中瓶500円)や日本酒(1合350円)がしっくりくる雰囲気です。夏には、常連客が毎年楽しみにしている「ささぎの炒めもの」(170円)が総菜コーナーに並びますので、お見逃しなく。

営業時間は午前10時30分〜午後8時。毎週木曜日定休。

●松風町7-6
Tel:23-4084

休日には早い時間から1杯いかが…

大衆居酒屋 魚さんこ

大門で飲むなら、刺身の種類が豊富で北海道の地酒も10種類以上そろっている『大衆居酒屋 魚さんこ』がオススメです。
なんとなく昭和の雰囲気が漂う店内で生ビール(500円)や、有名な木古内町の「みそぎの舞」(1杯700円)とともに味わう「活イカ」(=写真上、980円〜)や「刺盛」(1人前1380円)、「生牡蠣」(1個580円)は格別です。

地元市民からも観光客からも人気の1軒で、仲間同士やご夫婦などでの楽しいひと時をどうぞ。カウンターもあるので1人飲みもオススメ。午後4時30分から営業しているので、仕事がお休みの日に早い時間から飲む時にも便利な1軒です。

営業時間は午後4時30分〜深夜1時(LO/深夜0時)。無休。

●若松町19-3
Tel:22-0008

自家製メニューで1杯いかが…

みんなの家 居酒屋すずや駅前大門店

幅広い客層から人気の『みんなの家 居酒屋すずや駅前大門店』は、刺身、串焼き、海鮮焼きをはじめ、手軽につまめる一品料理などが豊富にそろっている1軒。
特に注目したいのは「クリームチーズの酒粕&味噌漬け」(=写真上・左、500円)や、「ますこの醤油漬け」(=同右、500円)などの自家製メニュー。この店ならではの逸品をお酒を一緒に味わって、秋の夜長を愉しんではいかがでしょう。
また、店内の生簀から引き揚げたものを提供する新鮮な活物もオススメです。お得な飲み放題付きの宴会コースは、2時間コースと3時間コースがあります。

営業時間は午後5時~深夜0時。不定休。駐車場無。

●松風町6-11 キャピトルビル1階
Tel:27-0106

大人が愉しめるハンバーガーショップ

HOT BOX(ホットボックス)

電車通り沿い、弁慶力餅の並びにあるハンバーガーショップ『ホットボックス』は、肉付きが唸る本格的なハンバーガーと、お酒を楽しめる大人向けのお店です。パティに使うのは北斗市産の和牛とオージービーフ、挽き肉にする際はブロック肉を包丁でたたき、炭火で焼き上げるというこだわり。そのパティを特注のバンズに挟んだハンバーガーは、噛んだ時の「ジュワッ」とあふれ出る肉汁と、牛肉の旨味を存分に感じられる仕上がりです。さらに、アルコールメニューも充実。
ビール、バーボン、カクテルなど30種が用意されています。ファストフードと一線を画すハンバーガーを肴に乾杯なんていかが…。

営業時間は午前11時~午後9時(日曜日、祝日は午後 8時)。毎週水曜日・毎月第3火曜日定休。

●松風町3-11
Tel:22-2772

呑む楽しみ。焼く楽しみ。

串山串蔵

函館駅からほど近い『串山串蔵』は、店主自らが「日本で唯一」という、自分の好きな物を、自分の好きな焼き加減、自分の好きな味で食べられる串焼き屋。
コの字のカウンターは焼き台も兼用になっていて、豚肉や鶏肉から、海鮮まで幅広い串焼きを一本120円からというリーズナブルな価格で楽しめます。さらに串焼きの調味料も同店ならでは。塩コショウやタレはもちろん、しょうが、マヨネーズ、ハバネロに始まり、生クリームやあんこというエキセントリックなモノまで13種類がそろう。
「何にもとらわれず、自分の美味しいと思う物を食べてほしい」そんなコンセプトで愛される駅前の良店へぜひ。

営業時間は午後3時~眠くなるまで。不定休。

●若松町17-9
Tel:22-9434

酒屋のカウンターで立ち飲みはいかが…

丸善 瀧澤商店

先日オープンしたキラリス函館裏の小路に立つ『丸善 瀧澤商店』は、立ち飲みカウンターを設けた営業スタイルを昭和初期の創業当時から続ける酒屋。立ち飲みの良さは、居合わせた人とスペースを共有し、譲り合いなど気遣いしながらも好きな酒やつまみを自分のペースでリーズナブルに楽しめること。
同店は酒はもとよりフードが充実しているのも特徴で、中でも「イカ刺し」(500円前後)や今金町の小川食品の油揚げを使った「あげ焼き」(250円)、限定生産されるちょっと贅沢な「サバ水煮缶詰」(350円)などは特にオススメ。生ビールは380円。人気の「タカラ焼酎ハイボール」は1本180円。

営業時間は午前10時~午後10時。毎週日曜日定休。

●若松町19-7
Tel:22-3623

韓国家庭料理を気軽に楽しめます

コリアンキッチン アガシの店

松風町・大門祇園通にある『コリアンキッチン アガシの店』は、韓国ののり巻きキムパやチヂミなどの韓国家庭料理を中心に、日本の家庭的な総菜などもそろえる店。「チーズチヂミ」(=写真上、750円)は、「チーズトッポギ」や「チーズスンドゥブ」とともに人気となっているチーズをプラスした韓国メニューで、ニラの風味とチーズのコクが好相性。
熱々のうちにシュワシュワ微炭酸のよく冷えた「生マッコリ」(グラス480円、ボトル1700円)と一緒に味わうのがおすすめ。生マッコリはボトルで頼むと韓国スタイルのヤカンまたはかめで出してくれます。

営業時間は午後5時30分~午後11時。毎週日曜日定休(月曜日が祝日の場合は翌日休)。

●松風町3-11
Tel:23-0655

蕎麦と肴と純米酒

蕎麦酒房 長月(ながつき)

大門横町隣に店舗を構える『長月』は、津々浦々の産地からその時期最良の蕎麦粉を取り寄せるというこだわりの手打ち蕎麦と、厳選した純米酒、さらにひと品ひと品手間を惜しまずに丁寧に作られる繊細な味付けの肴を楽しめる店。「帆立のコキール」(=写真上、500円)は、海老みそを使ったアメリカンソースでいただく根強い人気を誇る逸品。酒、肴は昼も夜も楽しめます。
看板メニューの「甘海老のかき揚げ蕎麦」(1200円)もぜひご賞味を。蕎麦は普通盛と中盛(5割増)が同価格というのも嬉しい。

営業時間は午前11時~午後3時(LO/午後2時30分)、午後6時~午後10時30分(LO/午後10時)。
毎週日・月曜日定休。

●松風町7-2
Tel:22-2697

夏の終わり、大門で一杯…。 青いぽすと Vol.594