青いぽすと

生活習慣病の予防・対策

2005-09-30 vol.333

生活習慣病チェック!予防は美味しい食事からスタート!

生活習慣病とは、生活習慣の乱れから起きる病気のこと。戦前の日本は、「国民病」といわれて死因の第1位であった結核をはじめとした感染症による死亡が上位を占めており、昭和10年頃の生活習慣病による死亡者は4人の一人にも達していなかったとのこと。 生活習慣病と関係した病気による死亡率が上昇した大きな原因のひとつが、戦後の高度成長期以降の日本人の食生活の変化にあるといわれています。例えば遺伝的体質的素因が大きいといわれる糖尿病の患者も、戦中戦後にはほとんどいなかったとのこと。生活環境や食習慣と健康の関係がクローズアップされている昨今です。

最悪の場合は死にもつながる…といわれると、つい不安に感じてしまう生活習慣病ですが、その予備軍といわれる人達の予防と改善のヒントは、意外にも私達の日々の暮らしの身近なところにあります。その代表的なものが毎日の食事…。アメリカではベトナム戦争の後、戦没した兵士の遺体を解剖調査した際、兵士のコレステロールの高さに驚き、すぐに健康的な食べ物について調査・研究を行ったといいます。その結果、世界中で最も健康的で栄養のバランスのとれた食事が、昔ながらの日本の朝食だったということ。我が国の食生活の歴史を振り返ると、生活習慣を改善して健康な体を取り戻すレシピのヒントがたくさんあるということなのですね——。

今回はズバリ、食べることで予防・改善を目指す食生活の提案。生活習慣病予備軍といわれたことのある人も、健康にあまり関心のなかった人も、ぜひこの機会に健康的な食事に着目してみませんか?

【食べて予防・改善を目指そう】生活習慣病対策特集

【あなたの生活習慣は大丈夫?】生活習慣チェックシート

該当する項目の□にチェックを入れて下さい。

□味が濃い食べ物が好き。
□朝食は食べない。
□間食、ジュースが好き。
□タバコを吸う。
□「早食い」「どか食い」「ながら食い」が多い。
□魚より肉が好きで、野菜や海草、果物はあまり食べない。
□食事時間が不規則で、夜食を食べることも多い。
□昼夜ともに、どちらかといえば外食の機会が多い。
□ストレス発散などに、よく食べたり、お酒を飲んだりする。
□体を動かすのは苦手。休日は家でゴロゴロしていることが多い.

チェック項目が0個

あなたの生活習慣は実に健康的です。これからも規則正しい食生活で、ヘルシーライフを!

チェック項目が1〜2個

いまのところは大丈夫ですが、油断は禁物。生活習慣病にならないためには、普段の心がけが大切です。

チェック項目が3〜5個

要注意! 「自分は大丈夫だから…」と過信せず、生活習慣の改善を考えましょう。動脈硬化、高血圧、脳卒中、心臓病、肥満症は大丈夫?

チェック項目が6〜10個

ちょっとヤバイかも? 1度、健康診断を受けてみるのも一考。また、本紙p2の内容を実践してみて下さい。

【まずは簡単にできることからはじめよう!】食生活を改善する10のコツ

食べ物を口に入れたら15回以上噛む。

ゆっくりとよく噛んで食べることは健康の基本。「早食い」防止に最適です。

食事は1日3回、できるだけ決まった時間に食べる。

大切なのは規則正しい食生活。決まった時間に食べるという習慣を自分の体に覚えさせましょう。

自分の食卓以外では食べない。

とにかく「ながら食い」は禁物。食卓以外では物を食べないと決めておけば、休日はずっと“カウチポテト”なんてこともなくなります。

夕食後、すぐ歯磨きをする。

夜遅くに物を食べないようにするためのひとつの手段。もちろん、歯の健康にもいいですね。

食べる物を目につくところに置かない。

これなら、何をやっても意思が弱い人でもできるハズ。

お酒や嗜好品は控え目にする。

お酒や、タバコなどの嗜好品を最初からやめてしまおうとするとストレスが溜まり、長続きしないもの。タバコを吸う人には「節煙」という言葉がありますが、まずは控え目にするという心がけのほうが長続きします。

体重計にこまめに乗って、体重チェックをする。

肥満は生活習慣病のもと。ダイエットはもちろん、健康のためにも、こまめに体重計に乗って自分の体重をチェックしましょう。

外食は1品物より定食を選ぼう。

定食は栄養のバランスがとれています。

1週間を振り返って食事をチェックする習慣を!

1週間の間に何を食べてきたのかをチェックすると、自分の食生活の習慣が見えてきます。

食事と運動で効果倍増。

食事も大事ですが、運動も大事! 長続きする運動を見つけてヘルシーライフを心がけましょう。

【作って食べて、健康生活!!】ヘルシーレシピ

協力/料理教室『林』『無添加おそうざいの菜屋』

●美原4-8-14
Tel:47-0141

そばがきすいとん

材料

※だし

作り方

  1. 鍋に水とシイタケと昆布を入れてだしを取る。ゴボウのささがき、大根、ニンジン、レンコンはイチョウ切り、長ネギの白い部分の斜め切りを入れて、弱 火で煮る。
  2. 野菜が柔らかくなったら、そば粉を熱湯で溶いてひと口大に丸めたものを鍋に加え、長ネギの青い部分を刻んだものをはなす。醤油を加えてお吸い 物より少し濃い目に味を調える。

イカと野菜の蒸しもの

材料

※味噌だれ

作り方

  1. 野菜は3%の食塩水にくぐらせてから、火の通りにくい順に鍋に入れ、蓋をして弱火で20分ほど煮る。
  2. 味噌だれの材料を全部加えて、よく混ぜる。
  3. イカは内臓と足を取り除き、スライスしたニンニク、オリーブオイル、コショウを混ぜた中に浸して、グリルパン(なければフライパン)で両面焼く。
  4. 皿に野菜とイカを盛りつけ、味噌だれをつけて食べる。

市立保健所の各種健康診断や実習に参加しましょう

健康づくりプログラム

栄養、運動、ライフスタイルについて医師・保健師・管理栄養士・健康運動指導士などが、1人1人に合った「健康づくりプログラム」を作成しています。有酸素運動や筋力トレーニングなど自分に合ったメニューで効果的に健康増進ができます。

問い合わせ/健康増進係
Tel:32-1515

健康診断

市立函館保健所では健康診断を毎週月曜〜金曜日に行っています(夜間もあります)。
対象/満40歳以上の函館市民
場所/函館市総合保健センター 料金/900円(無料になる場合があるのでお問い合わせ下さい)

問い合わせ/健康増進課成人保健係
Tel:32-1532

男性のための肥満予防教室

30歳から増える男性の肥満予防を考えた調理実習を行います。
対象/自分や夫の肥満に関心を持っている市民 定員/30人
場所/函館総合保健センター2階調理実習室 第1健康指導室
日時/10月24日、26日 各午前10時〜正午 材料費/300円(1回)

問い合わせ/健康増進係
Tel:32-1515

生活習慣病対策特集 食べて予防・改善を目指そう 青いぽすと Vol.333