コテージやバンガローで簡単キャンプ・ダッチオーブン料理-函館近郊

夜空に星が輝いていることなんか忘れてしまうほど、街は24時間、眠ることがなくなりましたね。お子さんと夜空を眺めながら星の話をすることはありますか？　「あれが北斗七星、あれが北極星…」、私達が子供の頃はよく親と一緒に、星空を眺めませんでしたか？
満天の夜空の下で過ごす家族のひとときが、とても素敵なことだとは思いませんか？　「でも、キャンプとなると、何かと面倒なことも多くて…」とか、「テントの建て方もよく分からないし…」という人も少なくないハズ。しかし、そういったご心配はご無用。道南には身近なところに、ビギナーでも比較的気軽にアウトドア宿泊をできる施設が幾つかあります。そうです…、家族で過ごす世界一素敵な夏の夜は、あなたのすぐ近いところにあるのです。

【便利・快適】この夏おすすめのアウトドアグッズ

テントの中で快適に眠るために、寝袋のほかに、自分に合った枕と、寝心地のよいマットレスがあるといい。

折りたたみ式マットレス

SOUTH FIELD
折りたたみ式マットレス
￥2,490

キャンプまくら

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キャンプまくら　￥898

アウトドア料理のレパートリーが広がるダッチオーブンは、いまやキャンプになくてはならない存在。p2にダッチオーブンクッキングを掲載。

オイルダッチオーブン

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オイルダッチオーブン
￥2,998

灯りのない場所で光は必需品。取り扱いが容易で安全な蛍光灯ランタンがおすすめ。

蛍光灯ランタン

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蛍光灯ランタン S
￥1,798

座り心地のいい椅子選びって意外に重要。丈夫で収納も便利なものを選びたい。

キャンプ用折りたたみチェア

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D-Xチェア　￥5,998

中央に専用コンロを設置できるテーブルが最近は人気。掲載商品は数あるバーベキューテーブルの中でも、特に丈夫な作りなのだそう。

バーベキューテーブル

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バーベキューテーブル
120ワイド2　￥9,998

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専用コンロ　￥1,998

取材協力

アルペン函館梁川店

●函館市梁川町15-24
Tel：31-7581
www.alpen-group.jp

【特別寄稿】キャンプを楽しむ知恵袋

「自然倶楽部」代表　フィールドアドバイザー、道新文化センター講師　鎌鹿隆美さん

自然倶楽部代表鎌鹿隆美さん

函館地方もこのところ夏らしい暑い日が続いております。夏と云えば山登り、海水浴やキャンプが楽しいですね。とくに家族で楽しむキャンプは家庭の和が深まり、子ども達もたくましくなります。なぜかというとキャンプは日常生活とちがう体験になるからです。先ずはテントを建てたりする家造りから、レイアウト、料理、ハチなどの危険生物への対策、備品の片づけなど全てが家族みんなでおこなう協力作業です。この体験はふだんの体の動き、判断などとは異なるため心身の活性化になります。おまけに達成感もわいてきますね。そこで気を配らなければならないのが準備です。キャンプ場の取材では、ビギナー風の家族がテントやガソリンコンロ等を購入してすぐキャンプ場へ、そして「説明書とにらめっこ。なかなか上手くいかない」。なんてシーンに出くわすことが少なくありません。そんなとき僕はホットケナイ！　とお手伝いすることにしています。むろん、お父さん、お母さんのプライドを傷つけないようにソッとです…。事前に公園等で仮設したりしてご準備ください。
さて、キャンプの楽しみ方はこの生活体験の他に「野遊び」や「読書（読み聞かせ）」もあります。トランプも良いでしょう。天候がよければ、施設内にある小川で釣りや森の探検、昆虫採集や観察もいいですね。雨模様とか天候が悪くなるようでしたらテントの中で楽しむゲームなどが家族団らんの秘訣です。
そこで、最近は家庭の雰囲気に近いとの理由で小屋（コテージ）が人気を呼んでおり、週末は一杯です。小さなお子さんや乳児と一緒に泊まるには都合が良いですが、スペースが許せばタープや最近流行のシェルターを設置すると、より野外キャンプの雰囲気を味わうことが出来ます。
最後にキャンプ場にテレビやポケットゲームを持ち込むのは慎みましょう。楽しさも減り、音等で近隣者へ迷惑にもなりますのでご協力のほど…。

本格的なキャンプのノウハウがなくとも気軽にアウトドアライフが過ごせる、道南のおすすめアウトドア宿泊スポットガイド

気軽にアウトドア宿泊！

ワールド温泉牧場

ワールド温泉牧場のコテージ

アウトドアライフを楽しみたいけれど、テントもないし、キャンプのノウハウも分からない…。そんな人でも気軽に利用できるのが、森町字駒ヶ岳にある『ワールド温泉牧場』のコテージ宿泊。2〜10人用のコテージが全38室あり、どれもログハウス風でベッド、トイレなど宿泊に必要なものは完備されている。夕食は牧場内のレストランで、特製のタレが自慢のジンギスカン食べ放題。朝食は和または洋定食。宿泊者は無料で牧場内の温泉（露天風呂付）を使用することができる。利用は2人以上で、料金は平日・休日3〜4人利用で1人1泊2食8550円など（休前日は割増、料金は人数、料理内容などによって異なります）。
夜は満天の星空が楽しめるほか、希望により朝7時からぼ牧場体験をすることもでき、お子さんに牛の乳搾りや動物のエサやりなどを体験させたいというご家族にはうってつけ。また、パークゴルフ、乗馬、釣堀など、宿泊者に限り無料〜割引にて牧場内のアクティビティが満喫できるので、3世代家族でも、のんびり自然と親しむことができそう。詳細は直接お問い合わせを…。

●森町駒ヶ岳515-11
Tel：01374-5-2201

温泉施設隣接のキャンプ場

函館市戸井ウォーターパーク

市内原木町の『函館市戸井ウォーターパーク』は道南では唯一、隣接地に温泉施設「ふれあい湯遊館」があるキャンプ場として知られている。
春は山菜採り、夏は海水浴（車で約5分）やクワガタ採り、秋には鮭のそ上が見られるなど、美しい自然と触れ合うことができる。
「サークルコテージ」（2〜5人用・全7室）大人（中学生以上）4620円、小学生3360円（各温泉入浴券付）。「オートサイト」1サイト5250円。「フリーテントサイト」1張り2625円。毎週月〜木曜日は全て半額（祝日、繁忙期を除く）。
レンタル（予約優先制）は、寝袋、テント、コンロ、テーブル、イス、炊飯器、調理器具など…。ランタンは500円。
レストランやコインランドリー、売店などがある点も好評。清流の音と鳥のさえずり、緑の中で過ごすひとときを満喫してみてはいかが…。
予約優先制。詳しくは、電話でお問い合わせを…。なお、温泉施設「ふれあい湯遊館」は、毎週月曜日定休（ただし、月曜日が祝日の場合は翌日が休み）。

●原木町281
Tel：82-2000

360度パノラマが絶景

北斗市きじひき高原キャンプ場

北斗市きじひき高原キャンプ場のバンガロー

大野平野から函館山と津軽海峡、駒ケ岳や大沼、天気が良ければ羊蹄山まで望める、絶景尽くしの『北斗市きじひき高原キャンプ場』。
近くには植物や野鳥が観察できる「匠の森公園」もあり、爽やかな高原の空気に包まれてたっぷりと大自然にひたることができます。
キャンプ場は広く、設備も整っていて、管理人が常駐し初心者でも安心です。きれいなトイレ、屋根のある炊事場は手入れが行き届き、多目的広場、コインシャワーもあります。ツリー型でかわいいバンガローは12棟、格安料金が魅力で本州からの利用客も多いとのこと。中はウッディーなロフトの部屋のようで思いのほか広く、野外炉付きで棟のすぐ横で食事ができます。
1泊の利用料はバンガロー（7人用）が2030円、使用時間は正午から翌日午前10時。持込テントは6人用まで300円、7人用以上500円。オートキャンプは不可。10人以上で多目的広場を使う場合、1団体1010円。オープン期間は10月15日まで。

●北斗市村山172
Tel：77-8381

清々しい雰囲気がいっぱい

はこだてオートキャンプ場

はこだてオートキャンプ場のコテージ

函館の中心地からおよそ30分という市内白石町『はこだてオートキャンプ場』は、緑に囲まれ清々しい雰囲気がいっぱいのキャンプ場です。
場内にはパークゴルフ場、レクリエーション広場、アスレチックのある遊技広場など、子供から大人まで楽しく遊べる施設が整っています。
設備は、キッチンやテレビなどの設備が整ったキャビン（1泊4人用）10000円〜、調理のできるキャンピングカーサイト1泊6000円、スタンダードカーサイト4000円〜、フリーテントサイト1泊（1張り5人まで）2500円などがあり、場内にはコインシャワーの設備もあります。
また、昨年からタープ、テント、シュラフ、テーブル、椅子のセットのレンタルもはじめたので、食材のみ用意するだけでキャンプができるようになり、テント設置の手伝いも行っています。レンタル料はキャンプ道具一式4人用5000円。設備利用の申し込みは利用の2カ月前の1日から受付。利用期間は10月31日まで。

●白石町208
Tel：58-4880